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Atomic Rooster (アトミック・ルースター)
■メンバー |
Atomic Rooster 1970年 1. Friday the 13th |
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ヴィンセント・クレイン(Key)を中心に結成されたハードロック・バンド、アトミック・ルースター。この1stアルバムはエマーソン・レイク&パーマーのドラマー、カール・パーマーがいたことでちょっと有名です。ギターはベースのニック・グラハムがちょこっと弾いてるだけなのでほとんど無く、ほとんどがプログレなキーボード・ロックです。カール・パーマーのパワフルで手数足数多いドラミングがけっこう満載。
ヴィンセントはブラック・サバスのように暗く重く、ディープ・パープルのようなハードなサウンドのバンドを作りたかったらしく、この1stは狙ったサウンドからちょっとずれたようです。ちょっとプログレッシブ・ロック寄りですね。ボーナストラックでは「Friday 13th」のUSバージョンやBBC音源が聴けます。
■メンバー |
Death Walks Behind You 1970年 1. Death Walks Behind You |
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2ndアルバム。ようやくヴィンセントが狙っていたダークでヘヴィなロックが実現。どうやらベースがいないようなので、ギターやキーボードで補っているようですがなにも問題なくヘヴィなサウンドです。
「Death Walks Behind You」はピアノとギターのホラー調の雰囲気で始まるブラック・サバスに匹敵するヘヴィ・ナンバー。地獄に落ちていくようかのような曲調がいいですね。「Vug」はブリティッシュ・ハードロックらしいシャッフル・ビートのインスト曲。「7 Streets」は寂しげなメロディーのキーボードから始まるアップ・テンポの曲。ブリティッシュらしいギターとキーボードのバトルが非常に魅力で、ドラムも手数が多くかっこいい。「Sleeping For Years」は再びサバス調のヘヴィ・ナンバーで、ギターは弾きまくってます。アルバム中、一番メタリックな曲ですね。「Nobody Else」はブリティッシュ特有の湿りっけのある曲。ほんのり暗いピアノの雰囲気が良く、若干プログレ色があると思います。終曲「Gershatzer」は、ドタバタなハードロックで始まり、ヴィンセントのキーボード・ソロとなる。攻撃的なサウンドや哀愁あるメロディーを奏で、次はドラム・ソロとなるインスト曲です。
全体的にこれと言って飛び抜けたものは無いが、この雰囲気はなかなか出せないでしょう。ジャケ絵やメンバーの写真もこだわっており、とくにメンバーの写真は墓場をバックに暗い表情で下を向いてるという徹底ぶり。ダークなヘヴィ・ロックを聴きたい方はぜひこれを。