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Overkill (オーバーキル)
Information
アメリカのスラッシュ・メタル・バンド。初期はNWOBHMからの影響が強いパワーメタルな感じだったが、だんだんとスラッシュ・メタル・バンドへと成長し、スラッシュ・メタルというジャンルの確立にも貢献しました。
■メンバー |
Feel The Fire 1985年 1. raise the dead |
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1stアルバム。スラッシュメタルの要素は低く、NWOBHMからの影響が大きい作風となっているが、アグレッシヴなパワーメタル路線で勢いがありファンからの人気は高い。完成度はまだまだだが熱さのある素晴らしい出発点となってます。
代表曲のひとつ「Rotten To The Core」はライヴではよりスラッシュになってるので気に入ったらEPアルバム「!!!Fuck You!!!」を探してみよう。スラッシュメタルと言える「Hammerhead」はベイエリアな感じのザクザクとした曲だ。「Blood And Iron」もこれまたなかなかアグレッシヴな疾走曲dだ。
■メンバー |
Taking Over 1987年 1. Deny The Cross |
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2ndアルバム。メガフォース・レコードがちょうどアトランティック・レコードの傘下に入ったため、メジャーデビューとなった。日本ではCDでの販売は無くアナログのみの販売だったため、CDは輸入盤を探して購入するしかなかった。しかし、2013年になってようやく日本盤が発売(グレートなリマスター!)。
作風は前作の延長線上で、パワーメタルとスラッシュメタルの間な感じとなっている。ギターの音がより厚みを増しており、疾走曲はよりスラッシーになった。曲によってはアイアン・メイデンっぽい正統派メタルな曲もある。初期の作品の中では一番勢いのある作品です。
■メンバー |
Fuck You And Then Some 1997年 1. Fuck You |
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1987年に発表したEPアルバム「!!!Fuck You!!!」に曲を追加して1997年に再リリースした作品。所属のアトランティックから出してもらえず、メガフォースからのリリースです。
大半はライヴ音源で、スタジオ以上に荒々しい演奏は最高です。ファンには必須アイテムと言えるでしょう。「Hole In The Sky」はブラック・サバスのカヴァー。9曲目から12曲目はなんとデビューEP「Overkill」の4曲。1stと合わせた2CDの物もありますが、リマスターでない(たぶん)のは残念。
■メンバー |
Under The Influence 1988年 1. Shred |
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3rdアルバム。ドラマーが元アイアン・メイデンのポール・ディアノのバンド、バトルゾーンに在籍していたシド・ファルクに交代。バンドの音はここで完成と言えるが、完全なスラッシュメタルでなく正統派メタルな要素も残っているとこがやはりこのバンドの魅力でしょう。
「Hello from the Gutter」なんかかなりアイアン・メイデンだ。メロディックな「End of the Line」も正統派メタルだ。アルバム全体の引き締まった音作りはマイケル・ワグナーのミックスが大きいが、ドラムの音がちょっと軽いかなと思う。
■メンバー |
Years of Decay 1989年 1. Time to Kill |
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4thアルバム。バンドの音を作り上げてきたギタリストのボビー・グスタフソンは在籍最後となる。時代を先取りするかの如くヘヴィなサウンドとダークな雰囲気(ちょっと重苦しい)が強まっているが、ファンからは最高傑作と言われている。
一番の聴所はこのバンドらしいパワーメタル調スラッシュ「Elimination」でしょう。「Playing With Spiders/Skullkrusher」はおもいっきりブラック・サバスな曲になっている。ライヴでもブラック・サバスの曲をやってるのでかなり影響を受けているかと思われる。
アルバム後半はかなり雰囲気が重いのが続くので「E.vil N.ever D.ies」はかなり救いだ。あと個人的にまたドラムの音がポコポコしてて好かない。
■メンバー |
Horrorscope 1991年 1. Coma |
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5thアルバム。初期を支えたギタリスト、ボビー・ガタフソンが脱退し、新たに2名が加入しツイン・ギター編成となった。腕のいい2人だが、ボビーと違って個性があまり無いためか少し不評な点がある。だが曲の完成度はなかなか高く、ベイエリア並みにザクザクとしたギターとヘヴィな音作りも良い。勢いもあっていいが、もう少し面白味があったら評価が上がっていたでしょう。
「Frankenstein」はエドガー・ウィンターの全米No.1となったインストのヒット曲。D.D.のアイディアでギタリストの腕前を知らしめるために入れたとのこと。ラスト「Soulitude」はバラード曲だが、これがなかなか素晴らしい。叙情的メロディとロック・バラードならではの曲の展開には意外に感動させられます。