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2016/6/5
The Who に「Live at Hull 1970」、BABYMETAL に「Metal Resistance」を追加。
2016/3/20
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2016/2/28
Barclay James Harvest に「Live」を追加。
2016/2/13
Black Sabbath に「Vol.4」と「Sabotage」を追加。
2016/1/23
Free 更新とレビューを追加。
2016/1/17
Sweet に「Anthology - ライヴ・アンド・ベスト」のレビューを追加。
2016/1/9
Trixter に 5thアルバム「Human Era」のレビューを追加。

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ロック野郎におすすめのジャズ

特集6:ロック野郎におすすめのジャズ

ロックをあれこれ手を出すと、だんだん聴く物が無くなってきます。寄り道的にジャズを聴いてみるのもいいもんです。そこでロック一筋な方々におすすめできる作品をいくつかご紹介してみようと思います。ジャズの中にもロック的なものを感じることがあるのでぜひ耳を傾けてほしいです。

Charles Mingus Pithecanthropus Erectus 直立猿人

メンバー
・Charles Mingus (b)
・Jackie McLean (as)
・J. R. Monterose (ts)
・Mal Waldron (p)
・Willie Jones (ds)

Charles Mingus

Pithecanthropus Erectus
1956年 (邦題:直立猿人)

1. Pithcanthropus Erectus
2. Foggy Day
3. Profile Of Jackie
4. Love Chant

ジャズ・ベーシスト、チャールズ・ミンガスの代表作。この作品で作曲家・バンドのリーダーの才能も魅せている。代表曲の1曲目が強いためか重く暗くヘヴィな印象を持つが、後半には親しみやすいメロディーの3曲目、4曲目もあるので聴いててダレることはない。ミンガスの個性的でかっこいいベースもいいですが、ジャッキー・マクリーンやJ.R.モンテローズの形に捕われない実験的で自由な演奏も聴き所。ロック好きの方には絶対に気に入る内容です。

Charles Mingus The Clown 道化師

メンバー
・Charles Mingus (b)
・Shafi Hadi (as, ts)
・Jimmy Knepper (tb)
・Wade Legge (p)
・Dannie Richmond (ds)
・Jean Shepherd (narration)

Charles Mingus

The Clown
1957年 (邦題:道化師)

1. Pithcanthropus Erectus
2. Foggy Day
3. Profile Of Jackie
4. Love Chant

「直立猿人」に続く作品で、前作の延長的な内容なので「直立猿人」と並ぶ代表です。こちらのほうがけっこう攻撃的なのと全体的なまとまりも良く完成度が高い。合わせて聴くことをお勧めします。ベーシストは必聴!

Bill Evans Interplay

メンバー
・Eill Evans (piano)
・Jim Hall (g)
・Freddie Hubbard (tp)
・Percy Heath (b)
・Philly Joe Jones (ds)

Bill Evans

Interplay
1962年

1. You And The Night And The Music
2. When You Wish Upon A Star
3. I'll Never Smile Again (take 7)
4. Interplay
5. You Go To My Head
6. Wrap Your Troubles In Dreams
7. I'll Never Smile Again (take 6 Bonus Track)

ビル・エヴァンスと言うと名盤はベースにスコット・ラファロがいたころの作品がよく上がる。けどロック野郎にはまずこの作品がいいかもしれない。アルバムのタイトルどおりインタープレイがバリバリです。ジム・ホールやフレディ・ハバードなど巨匠が参加しており、素晴らしいインタープレイが聴けます。ジャズのスタンダード曲のひとつ「You And The Night And The Music(あなたと夜と音楽と)」はこの作品以前にも一度取り上げているが、インタープレイではハードバップにアレンジされており、ダイナミックでスリリングな演奏を聴かせてくれます。「When You Wish Upon A Star(星に願いを)」はディズニー映画「ピノキオ」の主題歌なので、誰もが知ってる名曲のジャズ・アレンジです。

Eill Evans Album

メンバー
・Eill Evans (piano)
・Eddie Gomez (b)
・Marty Morell (ds)

Bill Evans

The Bill Evans Album
1971年

1. Funkallero
2. The Two Lonely People
3. Sugar Plum
4. Waltz For Debby
5. T.T.T. (Twelve Tone Tune)
6. Re: Person I Knew
7. Comrade Conrad
8. Waltz For Debby (alternate take)
9. Re: Person I Knew (alternate take)
10. Funkallero (alternate take)

この作品ではビルはフェンダー・ローズ(エレクトリックピアノ)を使用しており、通常のアコースティックピアノと切り替えたり、同時に演奏したりしている。エディ・ゴメスの主張も激しく、テクニカルなプレイが満載です。ビルにはスコット・ラファロが一番ですが、ロック好きな方にはゴメスがいいかなと思います。

Bud Powell The Scene Changes

メンバー
・Bud Powell (piano)
・Paul Chambers (b)
・Art Taylor (ds)

Bud Powell

The Scene Changes
1958年

1. Cleopatra's Dream
2. Duid Deed
3. Down With It
4. Danceland
5. Borderick
6. Crossin' The Channel
7. Comin' Up
8. Gettin' There
9. The Scene Changes

多くのジャズ・ピアニストに影響を与えたバド・パウエル。ビル・エヴァンスの初期なんかも彼からの影響が強い。名曲「クレオパトラの夢」で有名なこの作品。バドの演奏に怪しいとこがあるのは、長年のドラッグやアルコールの影響や、警官に暴行されたときの頭部の後遺症などが影響している。初期のようなテクニカルで正確な速弾きなプレイは少ないが、作曲能力は衰えることなく後期になるにつれ曲が良くなっている。全体的にマイナー調の曲が多く、重く深みのある作品なのでロック野郎にすごくおすすめです。

Chick Corea Now He Sings, Now He Sobs

メンバー
・Chick Corea (piano)
・Miroslav Vitous (b)
・Roy Haynes (ds)

Chick Corea

Now He Sings, Now He Sobs
1968年

1. Steps - What Was
2. Matrix
3. How He Sings, Now He Sobs
4. Now He Beats The Drums, Now He Stops
5. The Law Of Falling And Catching Up
6. Samba Yantra
7. Bossa
8. I Don't Know
9. Fragments
10. Windows
11. Gemini
12. Pannonica
13. My One And Only Love

後にリターン・トゥ・フォーエヴァーを結成するチック・コリアと、後にウェザー・リポートの初期ベーシストとなるミロスラフ・ヴィトウス。ドラムは巨匠ロイ・ヘインズというスーパートリオ。チックの初期ソロ作で、もともと2枚に分かれてた作品をCD化のときに1つにしたもの。スピーディーでテクニカルな演奏が満載で、アコースティック楽器による演奏だが曲は後のフュージョンを感じさせるとこがある。ヴィトウスの独特でテクニカルなベースはチックに負けずすごく存在感がある。今聴いても衝撃的な作品で、フュージョンを語るにも重要な一枚です。

Chick Corea Now He Sings, Now He Sobs

メンバー
・Chick Corea (piano)
・Miroslav Vitous (b)
・Roy Haynes (ds)

Chick Corea

Trio Music, Live In Europe
1987年

1. The Loop
2. I Hear A Rhapsody
3. Summer Night, Night And Day
4. Prelude No. 2, Mock Up
5. Transformation
6. Hittin' It
7. Mirovisions

Now He トリオが再び集結。ECMレコードらしく全体的にゆったりとして落ち着いており、メロディアスな作品です。Now He に並ぶチックのアコースティック作の傑作のひとつです。

Dave Brubeck デイヴ・ブルーベック Jazz Impressions of Japan 日本の印象

メンバー
・Dave Brubeck (piano)
・Paul Desmond (sax)
・Eugene Wright (b)
・Joe Morello (ds)

Dave Brubeck

Jazz Impressions of Japan
1964年 (邦題:日本の印象)

1. Tokyo Traffic
2. Rising Sun
3. Toki's Theme
4. Fujiyama
5. Zen Is When
6. The City Is Crying
7. Osaka Blues
8. Koto Song

デイヴ・ブルーベックというと誰もが耳にする名曲「Take 5」が収録されてる「Time Out」を一番に上げると思うが、ロック好きな方達にはまずこの「日本の印象」を聴いてもらうのが良いかと思う。初来日直後に発表されたこの作品は題名通りの内容で、ジャズというジャンルでうまく日本を表現できてるとこが素晴らしい。ノリの良い曲もいいが、メロディーの美しい「Fujiyama」がとても印象に残る。

Duke Ellington Money Jungle

メンバー
・Duke Ellington (piano)
・Charles Mingus (b)
・Max Roach (ds)

Duke Ellington

Money Jungle
1962年

1. Money Jungle
2. LeFleurs Africaines [African Flower]
3. Very Special
4. Warm Valley
5. Wig Wise
6. Caravan
7. Solitude

デューク・エリントンの数少ないトリオ作のひとつ。ベースのチャールズ・ミンガスの演奏は非常に個性的で、とくにタイトル曲での演奏はかなり暴力的。チャールズはレコーディング前にマックス・ローチと喧嘩したため、作品は重い空気が漂っているように思える。その影響もあってかデュークの演奏もけっこう荒々しい。そんな状態ではあったが、作品はしっかり出来上がり歴史的名盤となった。

Emil Viklicky Trio Sinfonietta The Janacek of Jazz

メンバー
・Emil Viklicky (piano)
・George Mraz (b)
・Lewis Nash (ds)
・Laco Tropp (ds) ※

Emil Viklicky Trio

Sinfonietta The Janacek of Jazz
2009年

1. The Forlorn Peach Tree
2. When I Walked
3. A Bird Flew Over
4. Gone With Water
5. In The Mists
6. Touha (Desire)
7. My Love is Leaving Me
8. Fanoshu
9. Sweet Basil
10. She Was Walking Meadow
11. Jenufa Act 2. Scene
12. Sinfonietta ※

チェコのピアニスト、エミール・ヴィクリッキー。祖国のフォークソングをベースにした作品で、メロディーが美しくゆったりとしたジャズです。「シンフォニエッタ」は村上春樹の小説「1Q84」にも登場するヤナーチェクの曲。この作品はたぶんプログレが好きな人は気に入るはずです。あとベースのソロがけっこう多いので、ベースが好きな方にもおすすめです。

The Great Jazz Trio At The Village Vanguard

メンバー
・Hank Jones (piano)
・Ron Carter (b)
・Tony Williams (ds)

The Great Jazz Trio

At The Village Vanguard
1977年

1. Moose The Mooche
2. Naima
3. Favors
4. 12+12

ジャズ界の巨人三人によるライヴ作品。世代が違う三人だが非常に息が合っており、素晴らしい演奏で正にグレート。トニー・ウィリアムスのロック的なドラムはここでも炸裂。「Moose The Mooche」でのスリリングでパワフルなドラミングはロック・ファンをも魅了するはずです。

Jim Hall Concierto

メンバー
・Jim Hall (g)
・Chet Baker (tp)
・Paul Desmond (sax)
・Roland Hanna (piano)
・Ron Carter (b)
・Steve Gadd (ds)

Jim Hall

Concierto
1975年

1. You'd Be So Nice To Come Home To
2. Two's Blues
3. The Answer Is Yes
4. Concierto De Aranjuez
5. Rock Skippin'
6. Unfinished Business
7. You'd Be So Nice To Come Home To (Alt. Take)
8. The Answer Is Yes (Alt. Take)
9. Rock Skippin' (Alt. Take)

ジャズ・ギター界の巨匠、ジム・ホールのヒット作。1曲目はニューヨークのため息ことヘレン・メリルのヒット曲で、アップ・テンポにアレンジされててノリが良いです。4曲目「アランフエス協奏曲」はマイルス・デイヴィスもカヴァーしたホアキン・ロドリーゴのクラシック・ギター協奏曲。オーケストラなら壮大で素晴らしいが、この少人数でのジャズ・アレンジでも美しくそしてクールだ。全体的にブルージーな雰囲気なのでロック野郎でも安心して聴けるはずです。

Jimmy Smith Crazy! Baby

メンバー
・Jimmy Smith (org)
・Quentin Warren (g)
・Donald Bailey (ds)

Jimmy Smith

Crazy! Baby
1960年

1. When Johnny Comes Marching Home
2. Makin' Whoopee
3. A Night In Tunisia
4. Sonnymoon For Two
5. Mack The Knife
6. What's New
7. Alfredo

オルガン奏者のジミー・スミスのヒット作。1曲目「ジョニーが凱旋するとき」は多分誰もが耳にするであろうアイルランド出身の作曲家パトリック・ギルモアの民謡曲。ゲイリー・ムーアの「Out In The Fields」の最後のほうに出てくるあの曲です。全体的にブルージーな曲が多いので、ロック的にも聴こえるはずです。ディープ・パープルが好きな人にいいかと思います。

Kenny Drew Trio

メンバー
・Kenny Drew (piano)
・Paul Chambers (b)
・Philly Joe Jones (ds)

Kenny Drew Trio

Kenny Drew Trio
1956年

1. Caravan
2. Come Rain Or Come Shine
3. Ruby, My Dear
4. Weird-O
5. Taking A Chance On Love
6. When You Wish Upon A Star
7. Blues For Nica
8. It's Only A Paper Moon

メロディアスなピアノで日本では人気が高かったが、本国アメリカでは評価されなかった。スタンダード曲中心の作品で聴きやすく、ポール・チェンバースやフィリー・ジョー・ジョーンズの演奏も非常に良い。何度も聴きたくなるような、なかなか素晴らしいトリオ作です。

Paul Chambers Quintet

メンバー
・Paul Chambers (b)
・Donald Byrd (tp)
・Clifford Jordan (ts)
・Tommy Flanagan (piano)
・Elvin Jones (ds)

Paul Chambers Quintet

Paul Chambers Quintet
1957年

1. Minor Run-Down
2. The Hand of Love
3. Softly As in a Morning Sunrise
4. Four Strings
5. What's New
6. Beauteous
7. Four Strings (alternate take)

多くのジャズ・アーティストと共演しているベーシスト、ポール・チェンバースのリーダー作の一つ。ベースのリードを前面に押し出したちょっとした異色作。次作「Bass On Top」よりは楽曲のまとまりが良いので、こちらのほうが完成度が高いかと思う。スタンダード曲の4曲目にはかなり酔いしれる。

Paul Chambers Bass On Top

メンバー
・Paul Chambers (b)
・Kenny Burrell (g)
・Hank Jones (piano)
・Donald Bailey (ds)

Paul Chambers

Bass On Top
1957年

1. Yesterdays
2. You'd Be So Nice To Come Home To
3. Chasin' The Bird
4. Dear Old Stockholm
5. The Theme
6. Confessin'

前作の路線を押し進めた代表作。ベースが全編リードをとるという当時としては前人未踏な作品で、ベーシスト必見かもしれません。2曲目や4曲目などのスタンダードな曲もやっており、初心者でも楽しめるはずです。ケニー・バレルはジャズ・ギターの名手で、彼も素晴らしいリード・プレイをしてるのでそちらも必見です。

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