■タイトル/L'Araignee-Mal
■邦題/組曲:夢魔(1975年)

フランスのプログレッシブ・ロック・バンド、アトールの2ndアルバムで、フレンチ・プログレの重要な1枚。邦題は『組曲「夢魔」』で、不気味のように思えるが明るめですね。1stでのイエス的な雰囲気は薄まり、実験的で独特なサウンドになっている。
「Le Photographe Exorciste」は語り口調の歌が妖しげ。アヴァンギャルドな演奏があったり、終わりのさらに妖しいヴァイオリンがとても印象的。「Cazotte No. 1」は緊張感のあるジャズ・ロック。疾走感もあってなかなかスリリング。キーボード、ギター、ヴァイオリンのソロ・バトルは圧巻。「Le Voleur d'Extase」はPFM的なシンフォニックの曲。ヴァイオリンやキーボードの音色が美しく幻想的だが、やがてジャズ・ロックに発展。これと前曲のドラムはなかなか手数足数が多い。「Imaginez Le Temps」はちょっとホラーチックで妖しげな曲。ヴァイオリンの音が不安感を煽るような感じで不気味。やがてその雰囲気は消え美しいソンフォニックな展開に。タイトル曲「L'Araignee - Mal」「Les Robots Debiles」はスペイシーな音のシンセが頭を駆け巡る。「Le Cimetiere De Plastique」は一転、穏やかで神秘的な曲に。サントラ的で曲がだんだんジャズ・ロックになって盛り上がる。
このアルバムは初めて聴いたとき、おかしな音のバンドだなと思ってましたが、よく聴くうちにのめり込みますね。じっくりよく聴きましょう。
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