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The Datsuns
ダットサンズ

タイトル/Headstunts(2008年)


The Datsuns ダットサンズ Headstunts

■曲目リスト

  1. Human Error
  2. Hey! Paranoid People! (What's in Your Head?)
  3. Your Bones
  4. Ready Set Go!
  5. Yeah Yeah Just Another Mistake
  6. Eye of the Needle
  7. So Long
  8. Cruel Cruel Fate
  9. Highschool Hoodlums
  10. Cry Crybaby
  11. Pity Pity Please
  12. Somebody Better
  13. You're No Good
  14. Cruel Cruel Fate [Alt Version]
  15. Ready, Set, Go! [Alt Version]

■メンバー


■レビュー

4thアルバム。ドラムがマットからベン・コールに交代。前作「Smoke & Mirrors」はもうあまりサウンドが頭に残ってないが、ちょっと多くのファンを裏切ってしまったような感じだった。さて今作はどうやら原点回帰しつつあるようだが、前作の流れがあるせいか、結果60年代的な音になっている。ビートルズ、ザ・フー、ヤードバーズに、ダットサンズが持つハード・ロック、メタル、パンクなサウンドを融合したかのような感じです。ジャケットのデザインも素晴らしく、古さを感じさせつつもアナログじゃないのに曲リストの表示をSIDE1とSIDE2に分ける徹底ぶり。アルバム・タイトル「Head Stunts」はバンド名の「The Datsuns」の文字を置きかえたもので、ここにもやる気を感じる。

「Human Error」はお得意のパンキッシュな疾走ナンバー。ガレージ色が戻っていて安心するがまずは平均点。「HEY! Paranoid People」は60年代サイケ的な曲。キーボードのメロディーがとても印象的。「Your Bones」は英国的なパワー・ポップ。シンプルかつヘヴィでノリも良い。「Ready Set Go!」はヤードバーズのような哀愁漂うグループ・サウンドな感じだ。かなりヤードバーズが入ってると思う。「Yeah, Yeah, Just Another Mistake」はメタル寄りな疾走ナンバー。これぞダットサンズな1曲。ワウを使ったギター・ソロは古さたっぷりでなかなかいい。「Eye Of The Needle」はサイケで暗い雰囲気が漂う曲。後半のハード・ロックへと変わる間のとこがすごくゾクゾクする。「So Long」はAC/DCやガンズを感じさせるハード・ロック。ギター・ソロはファズ・エフェクターを使った潰れた音が非常に刺激的。「Cruel Cruel Fate」はUSハード・ポップ的な臭いがする。キャッチーなサビは80年代的だが軽すぎずしっかりとしている。「Highschool Hoodlums」はスージー・クワトロのようなロックでノリが良くヘヴィだ。「Somebody Better」は非常に60年代的なサウンドになっていて、これはドアーズあたりを感じさせる。こういった曲も出来るとはちょっと驚きです。

ボーナス・トラック「You're No Good」はユーライア・ヒープをガレージ・ロックにした感じで、けっこう衝撃的。メロディーも英国的で哀愁があり、そして強烈な疾走感。これはもう名曲間違い無しです。このアルバムでのこういった変化は非常に歓迎です。このバンドはまだ進化するでしょう。


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