■タイトル/Mu(ムー)1972年

イタリアのカンタウトーレ、リッカルド・コッチャンテのデビュー作にしてさっそくイタリアン・プログレの名盤となった作品。ムー大陸を題材にしたコンセプト・アルバムで、プログレ・ロックのミュージシャンも参加しており、シンセやメロトロンの音が盛りだくさん。アコースティック楽器や美しいコーラスワークの絡みも素晴らしく、シンフォニックでなかなか豪華なサウンドと言える。まあ全体的にはアコースティック・ギターの音色が強い。
コッチャンテのボーカルはイタリア人らしい情熱的な歌い方で、ややハスキーだが伸びやかな声は素晴らしい。楽曲は痛快なビートの曲から穏やかなバラード調の曲までバラエティ豊富で、穏やかな曲での濃厚なメロトロンの音色やフルートの音色はとても美しい。とくにパート3にあたる6、7曲目はプログレ・ファンにはたまらない音色が詰まっていると思う。
あと素晴らしいと言ったらアートワークでしょう。BMGの復刻紙ジャケではオリジナルの二重、三重に重なる仕掛けの特殊なデザインをみごとに再現している。こんな中身も外身も素晴らしい作品はなかなかお目にかかれないかと思います。

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