■タイトル/Rough Justice(1982年)

タイタンの唯一の作品。ボーカルは後にLIONを結成するカル・スワン。ベースとドラムは元Angel Witchでこの二人がタイタンを結成する。作品は1982年に完成してたのだが、レコード会社が倒産したためお蔵入りとなり1985年になってようやく発売された。その頃はもうNWOBHMというブームがすでに終わってたので評価を得られることはなかった。さらにCD化も遅く、幻の名盤とされてきました。2004年にやっと正規で発売され、さらに2006年にBBC FRIDAY ROCK SHOWの音源と、カメラ・テストした時のライヴ映像DVDが加えられてメタル・ファンの間でちょっと話題になりました。
さて内容のほうですが、全体的にNWOBHM特有の攻撃的なサウンドは薄めで、メロディー重視な感じの作品だと思います。まず1曲目「Blind Men & Fools」は名曲と言えるでしょう。哀愁あるメロディーと曲の展開も良い。非常に英国的で湿り気のある感じは初心者にはちょっと古くさく感じるでしょう。70年代英国ハード・ロックからの影響もけっこう聴こえてきます。NWOBHM的な疾走曲が好きな方には5曲目「Ballad Of Edward Case」や11曲目「Dont Play Their Way」は気に入るでしょう。カル・スワンの声は後のバンドよりイモっぽく聴こえるが、メロディーをしっかり歌い上げるからやはり憎めない。ギタリストはなかなかの腕なので単調にならず、リード・ギターでの泣きもなかなか。その後はどうしているのかちょっと気になります。もしこのバンドが運良くもうちょっと成功してたら他にどんな作品を出したのだろうか?少し想像してしまいます。
21周年記念盤(2006年)のDVDの映像はホームビデオ並みの画質だが複数台で撮影されており、それなりの映像でノーカットなとこもなかなかうれしい。音はマイク1本で録音した感じなのでそこがもうちょっと良かったら最高ですね。CDに追加されたBBC音源はスピーカーから出た音を録音したのかこれはちょっと要らない。2004年のCDと21周年記念盤のCDとでは音にちょっと音質に違いがあります。21周年記念盤はイコライジングで音をクリアーにしたのか分からないがちょっと耳に痛いです。聴くなら2004年盤がいいかと個人的な意見です。
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