■タイトル/Argus
■邦題/百眼の巨人アーガス(1972年)

イギリスのロック・バンド、ウィッシュボーン・アッシュの歴史的名盤である3rdアルバム。アートワークはヒプノシスによるデザインです。この作品でツイン・リード・ギターによるサウンドを完成させたことでも有名。ツイン・リードと言うとHR/HM的な音楽を思い浮かべるが、ウィッシュボーン・アッシュはハードなサウンドでないのでご注意。
ツイン・リードが有名なわけだが、最も魅力なのは優れたメロディーや美しいコーラスワーク。それと繊細で美しいアンサンブルも非常に魅力的で何度聴いても飽きさせない。この作品は似通った題材で曲を書くことで一貫性のある作品にしたとのことで、コンセプト・アルバムの先駆けと言われています。全体の流れが絶妙で、まるで物語を聞いてるかのようです。
「Time Was」はアコースティック・ギターで始まり、キャッチーなロックに展開。徐々に盛り上がる流れがなかなか良い。「Sometime World」は英国らしい哀愁メロディーが美しく、テンポ・アップする展開にはぞくぞくする。「Blowin' Free」はリズミカルでポップな曲。ベースの跳ねた音が非常に気持ち良く、イントロ部分は何度聴いても興奮させられる。
「The King Will Come」はツイン・リードが光る名曲のひとつ。中世的なイメージの雰囲気の曲でメロディーが美しく、ドラマティックな展開も良い。「Warrior」も同じような雰囲気でドラマティク。インパクトのあるギターのリフや、中盤のツイン・リードには鳥肌立ちますね。
ラスト「Throw Down The Sword」はツイン・リードによる美しい音色で始まるこれまた名曲の1つ。最後の2本のギターは1つだけ音量を上げとく予定だったらしいが、誤って同音量になってます。今では珍しいことではないが、それが結果的に素晴らしい音になったようなのでそのままにしたらしいです。
このアルバムは様々なバージョンが出ており、収録されてるボーナストラックが違ったり、あと音も大分違うようなので気にする方はよく調べてから購入すると良いかもしれません。
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