■タイトル/In the Midst of Beauty(2008年)

この作品の目玉はまずなんといってもメンバーだろう。あの初期MSGを支えたボーカリスト、ゲイリー・バーデンや、ニール・マーレー(B)、ドン・エイリー(Key)、サイモン・フィリップス(Ds)とバック陣も最高のメンバーだ。ゲイリー・バーデンの復帰は誰もが願ってたことだと思うのでファンはうれしいでしょう。
内容のほうはこれまたうれしいことに初期のような雰囲気が若干よみがえってるが、ほとんどは最近の渋めな感じ。しかしメロディックな曲は多いし、サウンドは今のゲイリーの声質に合っていると思う。昔の曲を歌えるかどうか分からないが、今の声のほうが深みがあっていいですね。
今作はマイケルがかなりギター弾きまくっているので相当やる気が出たのでしょう。出だしの「City Lights」はこれぞMSGなリフで、おとなしめなゲイリーのボーカルが渋くかっこいい。やはり彼の声のほうがマイケルの曲に合いますね。これは名曲間違いなしです。「Competition」「I Want You」「End Of The Line」などの勢いのあるリフ主体の曲はライヴでは盛り上がるだろう。ちょっと若者向けの曲調なので昔のファンはどう思うか分からないが、最近のちょい失速気味なのを考えればこういう曲はあったほうがいいですね。
「Summerdays」のメロディックで若干ダークなバラードはUFO的でなかなかいい雰囲気だ。「A Night To Remember」はなんかDPみたいな曲だけど、サビはアダルトな雰囲気なのでちょっと驚く。「Wings Of Emotion」「Come Closer」のような重量感のある現代的なヘヴィな曲にもなかなか良いメロディーがある。こういうのは最近のスコーピオンズからの影響なのだろうか?。ヘヴィネスな曲が苦手な人にも安心して聴けるんじゃないかと思う。
今作で一番気に入ってる哀愁漂うメロディックな曲「The Cross Of Crosses」はどこか懐かしい泣きのメロディーが最高です。終わりのほうのギターは初期のようなメロディーなので泣けますね。「Ride On My Way」だけ明るいのでなんか浮いてる気がするのだがけして悪くなくいい曲だ。けど「I Am The One」で終わった方が引き締まると思うんだが。
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