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BABYMETAL

BABYMETAL (ベビーメタル)

Information

成長期限定ユニット、さくら学院から派生したアイドルとメタルの融合を目指す賛否両論・異色のアイドルグループ。バックバンドは有名プロミュージシャンが参加してることや、YouTubeや海外ライヴでファンを獲得したことでも話題になっている。

BABYMETAL ベビーメタル Live At Budokan Red Night CD

メンバー
・SU-METAL
・YUIMETAL
・MOAMETAL
・大村孝佳 (g)
・Leda (g)
・BOH (b)
・青山英樹(ds)

Live At Budokan 〜Red Night〜 (CD)

2015年

1. メギツネ
2. ド・キ・ド・キ☆モーニング
3. ギミチョコ!!
4. いいね!
5. Catch me if you can
6. ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
7. 悪夢の輪舞曲
8. おねだり大作戦
9. 4の歌
10. 紅月 -アカツキ-
11. BABYMETAL DEATH
12. ヘドバンギャー!!
13. イジメ、ダメ、ゼッタイ

初ライヴ・アルバム。今もうすでに伝説として語られている2014年3月1日の武道館1日目「赤い夜」での全曲を生バンドで演奏されたライヴ音源で、同時にリリースされ注目されたDVD・BDと違いテッド・ジェンセンによるマスタリングのためこちらも話題を呼んだ。DVD・BDよりもその場にいるかのような音作りは迫力があります。

ジェンセンによるマスタリングは分離の良いタイトなサウンドで、全ての音、一音一音がしっかりと耳に入ってくる。ギターの音は低音があまり出てないという声もあるが、音量を高めにすると気になるほどでもないかと思う(UFOの「Strangers In The Night」に近い感じかな?)。低音というのものは下手に上げると音がこもる場合があるので、この音作りは個人的には正解だと思う。

生演奏による音はスタジオ音源より荒さが増して凄く良い。SU-METALの声は厚みが増し始めていたので非常に良い節目になったかと思う。ちょっと残念なのは「悪夢の輪舞曲」前の神バンドだけのソロ曲がカットされているとこぐらいだ。あとは完璧と言える出来で、YUI-METALのステージ落下時のとこは音を被せなかったことも高評価へと繋がった。スタジオよりもライヴが素晴らしいと思えるバンドはここ最近無かったと思うので、これは久々の衝撃かもしれない。さらなる飛躍を期待する。

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BABYMETAL ベビーメタル Live At Budokan Red Night DVD・BD

メンバー
・SU-METAL
・YUIMETAL
・MOAMETAL
・大村孝佳 (g)
・Leda (g)
・BOH (b)
・青山英樹(ds)

Live At Budokan (DVD・BD)

2015年

■赤い夜 LEGEND“巨大コルセット祭り” 天下一メタル武道会ファイナル 2014/3/1 at 日本武道館
1. メギツネ
2. ド・キ・ド・キ☆モーニング
3. ギミチョコ!!
4. いいね!
5. Catch me if you can
6. ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
7. 悪夢の輪舞曲
8. おねだり大作戦
9. 4の歌
10. 紅月(アカツキ)
11. BABYMETAL DEATH
12. ヘドバンギャー!!
13. イジメ、ダメ、ゼッタイ

■黒い夜 LEGEND “DOOMSDAY” 召喚の儀 2014/3/2 at 日本武道館
1. BABYMETAL DEATH
2. いいね!
3. 君とアニメが見たい
4. おねだり大作戦
5. 4の歌
6. NO RAIN, NO RAINBOW
7. 紅月(アカツキ)
8. Catch me if you can
9. ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
10. ギミチョコ!!
11. 悪夢の輪舞曲
12. メギツネ
13. イジメ、ダメ、ゼッタイ
14. ド・キ・ド・キ☆モーニング
15. ヘドバンギャー!!

2014年3月1日の武道館1日目「赤い夜」と、2日目の「黒い夜」を1枚(DVDは2枚組)に収めたライヴ映像作品。豪華な魔法陣ステージと、全曲を神バンドによる生演奏で話題を集めました。SU-METALのまっすぐで力強いボーカルと、YUI-METALとMOA-METALの可愛らしいダンス、神バンドのテクニカルなプレイは非常に釘付けになる。

まずは「赤い夜」。ステージが回転したり中央がリフトアップするなど仕掛けが凄い。「悪夢の輪舞曲」でのステージのフル活用は見所だ。「ヘドバンギャー!! 」の途中でYUI-METALのステージ落下というアクシデントが発生する。SU-METALは集中していたが、目は明らかに動揺していた。「イジメ、ダメ、ゼッタイ」で無事生還し、イントロでの笑顔は感動的だった。

「黒い夜」ではスタジオ・アルバム未収録のバラード曲「No Rain, No Rainbow」を聴くことができる。非常にメロディの良いJPOPなバラードだが、サビはけっこう高い声を出さないといけないので難しそうだ。「ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト」ではステージ中央のリフトに3人乗る場面があるが、ちょっと危なっかしい。あの上で動くとグラグラしまくりです。「ヘドバンギャー!!」では銅鑼を出すため逆にダウンさせてた状態になるのでこれもちょっと心配になった。ライヴ終盤の紙芝居で男がサングラスかけてキツネサインをするが、あれはMステ出演時にCMに移る前のタモリさんのオマージュというのをしばらくして気づいた。

「黒い夜」はCD版は一般販売されてないが、この映像作品をファンクラブ用に限定生産した「BUDO-CAN」に付いてきます。しかし、「君とアニメが見たい」と「No Rain, No Rainbow」は収録されてないとこは残念だ。いつか完全版を出して頂きたい。

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BABYMETAL ベビーメタル Live in London DVD・BD

2014年7月7日
・SU-METAL
・YUIMETAL
・MOAMETAL
・Leda (g)
・藤岡幹大 (g)
・BOH (b)
・青山英樹 (ds)

2014年11月8日
・SU-METAL
・YUIMETAL
・MOAMETAL
・Leda (g)
・大村孝佳 (g)
・BOH (b)
・前田遊野 (ds)

Live in London (DVD・BD)

2015年

■The Forum (2014年7月7日)
1. BABYMETAL DEATH
2. いいね!
3. ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
4. 悪夢の輪舞曲
5. おねだり大作戦
6. Catch me if you can
7. 紅月(アカツキ)
8. 4の歌
9. メギツネ
10. ド・キ・ド・キ☆モーニング
11. ギミチョコ!!
12. ヘドバンギャー!!
13. イジメ、ダメ、ゼッタイ

■O2 Academy Brixton (2014年11月8日)
1. BABYMETAL DEATH
2. いいね!
3. ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
4. 悪夢の輪舞曲
5. 4の歌
6. Catch me if you can
7. 紅月(アカツキ)
8. おねだり大作戦
9. メギツネ
10. ド・キ・ド・キ☆モーニング
11. ギミチョコ!!
12. イジメ、ダメ、ゼッタイ
13. ヘドバンギャー!!
14. Road of Resistance

衝撃の武道館ライヴから約半年、ワールドツアーへと乗り出したグループのベストと言われるイギリス、ロンドンでの2公演を収録した生バンド映像作品第2弾。フランス、ドイツ、アメリカと様々な国で熱狂の渦に巻き込み、この短期間でさらなる成長を見せた。

まずは2014年7月7日ロンドン「The Forum」でのライヴ。本当は「Electric Ballroom」でやる予定だったが、チケット即日完売になったことで倍の2,000ちょっと収容できる「The Forum」へ変更となった。

すぐ気が付く点はやはり音だろう。武道館DVD・BDは楽器の音がけっこう後ろだったが、ロンドンは改善され音がぐっと前に出てすごく迫力がある。あと電圧が高いということもあって、ギター・ベースのアンプの音が良いというのもあるかもしれない。SU-METALの成長した声と、キレを増した YUI METAL と MOA METAL のダンスも武道館ライヴ以上に圧倒される。映像の質も良く、バックバンドを含むメンバー全員のアップもあって素晴らしくて過去最高の出来と言えるだろう。

続いて2014年11月8日「O2 Academy Brixton」は、さらに倍の約5,000人収容できる会場です。新たに神バンドに加わった前田遊野のタイトかつヘヴィなドラミングも見所。メタルレジスタンスの第2章が終了し、第3章の幕開け、新曲の発表と非常に記念すべきライヴとなったが、映像の出来がいまいちだった。音は素晴らしいのに映像はただ撮っただけといった感じで、胸から上ぐらいのアップがほとんど無く、他にもボヤけた画質や、素人みたいなカクカクとした動きの追いなどに残念になる。音だけが救いだ。「Road of Resistance」は次の映像作品に期待しよう。

とにかく音が非常に良いので、外部スピーカーなど使って大きな音量で鑑賞して頂きたい。ミニコンポぐらいあれば身に響く低音が楽しめるぞ。

2015年のワールドツアーは映像作品をぶっとばす勢いでさらに盛り上がりを見せているので、今後さらに素晴らしい映像作品が発表されることが期待出来る。

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BABYMETAL ベビーメタル Metal Resistance

メンバー
・SU-METAL
・YUIMETAL
・MOAMETAL

Metal Resistance

2016年

1. Road of Resistance
2. KARATE
3. あわだまフィーバー
4. ヤバッ!
5. Amore -蒼星-
6. META!メタ太郎
7. シンコペーション
8. GJ!
9. Sis. Anger
10. No Rain, No Rainbow
11. Tales of The Destinies
12. The One

世界が注目した2ndアルバム。1stアルバムも注目を集めたが、ベスト盤的であったため曲単位では素晴らしいが作品としては今ひとつだったかもしれない。この2ndアルバムでは、しっかりとした1つの作品と感じさせられる内容で完成度も高く、選び抜かれ磨き抜かれたかのようなサウンドとメロディーの数々が怒濤のごとく耳に押し寄せるため1回聴いただけでは満足できず何回も繰り返し聴き続けてしまう魅力があります。

まずはドラゴンフォースのメンバーがレコーディングに参加し、既にライヴではおなじみの「Road of Resistance」が先頭に。強烈なスピードメタルはこれから初めて聴く人には特大のハンマーだ。続く「KARATE」は海外市場に適した分かりやすい曲だ。力強い歌声とよく練られたダンス、そしてベビメタにしてはダークなメロディーと非常に厚く重いサウンドはインパクトの塊だ。この曲を先頭に持ってきても良かったと思う。

上田剛士作曲の「あわだまフィーバー」は「ギミチョコ!!」に続いてこれまた不思議な曲だ。「ギミチョコ!!」を超えてはいないかと思うのだが、この不協和音一歩手前なのか不協和音なのか分からないポップスとヘヴィミュージックの融合は挑戦的で面白い。サビのバブルガムな弾け具合のキャッチーなメロディがまた良い。

「ヤバッ!」はメタル要素が低いが、1950年代サーフミュージック的なメロディやスカのリズムがキャッチーで良い。けっこう好きなタイプの曲だが、アルバム全体を通して聴くとこの曲がかなり普通の曲と感じてしまう。こういう直球な曲も必要だが、ライヴでもう少し遊びが追加されればもっと輝くかもしれない。

「Amore -蒼星-」は「紅月」の続編的で対となるSU-METALのソロ曲で、メロディが洪水の如く押し寄せるから鳥肌が立ちまくる。メロディック・パワーメタルのタイプは腐る程聴いてきたので簡単には感動しないが、これには涙を流さずにいられないほどの衝撃。ここ日本でこれほど輝きのある曲が生まれるとは思いもしなかった。ポップス的である歌のメロディは極上だ。

「META!メタ太郎」は子供向けに作られたものなのかどうか不明だが、NHKの子供向け番組的なメロディにバイキング・メタルを組み合わせたこの曲は挑戦的過ぎる。

7曲目は日本盤ではヴィジュアル系的な「シンコペーション」で、海外盤はほぼインスト曲の「From Dusk Till Dawn」となっている。「Syncopation」はBABYMETALの従来の路線から外れるストレートな曲だが出来が素晴らしい。「From Dusk Till Dawn」はトランスな感じの曲で、若干SU-METALのボーカルを入れた実験的と言えるインスト曲だ。これも実験・挑戦のひとつだと思われるが、かなり浮く曲なので賛否が別れるだろう。しかし、この曲でライヴでは何を見せてくれるかは非常に期待だ。

「Gj!」はYUI-METAL、MOA-METALによるデュオ曲で、BABYMETALの曲の中ではかなりキャッチーなメロディだ。ダンスがメインの2人を活かした曲を作ることは難しいと思うので期待していなかったのだが、これは完璧と言っていい出来だ。そして続く「Sis. Anger」も2人がメイン。ブラック・メタルで有名なメイヘムを基にしたかのようなサウンドが強烈であるが、うまいこと女の子のボーカルを乗せることに成功している。これは作品中最もカオスな曲だと思う。この2曲はアルバムの中では超絶なインパクトを放っている。

バラード曲「No Rain, No Rainbow」はライヴで数回披露されていたが、いつスタジオ音源になるのかと長らく待ち望んでいた曲だ。念願のスタジオ音源化であるが、まさかこの曲が他の曲に押されるほど重要性が低くなるとは思わなかった。名曲であるのは間違いないが、少し勢いを止めてしまっているので、ここでの挿入はちょっと違うような気がしました。

ラストはこのアルバムの目玉である「Tales of the Destinies」と「The One」のワンセット。女子高校生がプログレをやるなんてたぶん前代未聞だろう。「Tales of the Destinies」の変拍子の嵐には圧倒されっぱなしになるが、メロディの質の高さにも耳が行く。そして壮大な「The One」へと見事に流れ込むと感動の嵐だ。ドリーム・シアターやキング・クリムゾンのような曲までやるようになってしまったとなると、この先他にどんなジャンルに挑むのかと考えてしまう。

作品は様々な国でチャートインを果たす成績を収めたが、この成功によりヘヴィメタルにどんな変化をもたらすのかが今密かな楽しみのひとつです。さらにこの作品を超えるアルバムを今後作り出すことができるのか?期待はさらに高まります。ヘヴィメタルにはまだまだ可能性があると感じさせてくれる歴史的名盤でしょう。

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