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更新履歴
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- 2017/4/23
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TANK (タンク)
Information
パンクバンドのダムドのベーシストだった故アルジー・ワードと、ブラブス兄弟と共に結成したメタルバンド。NWOBHMを代表するバンドのひとつであるがモーターヘッドの弟分としてスタートしたことと、アルジー・ワードの歌い方がレミー・キルミスターばりにがなり声で歌うスタイルなのでモーターヘッドが正統派ヘヴィメタルをやっているかのように感じます。
![]() ■メンバー |
Power of the Hunter 邦題「反逆の戦士」1982年
1. Walking Barefoot over Glass |
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2ndアルバム。前作のもろモーターヘッドな感じが少し薄れ、少しオリジナリティが増した意欲作。ちょっとレインボーやツェッペリンを意識したような楽曲もあれば、ちょっとファンキーなリフの曲もあったりと楽曲の幅は広がっているかと思います。方向性を模索している段階の作品かと思いますが、聴いてて面白い作品です。
1曲目はタンクらしいモーターヘッドタイプな疾走曲で、5曲目ではこれまたモーターヘッドな感じかなと思いきやまさかのインストナンバー。バンドの成長を感じさせる1曲です。7曲目はアメリカの兄弟音楽グループ、オズモンズのカバー。アレンジされているが、オリジナルもなかなかヘヴィなナンバーなので魅力はちょっとイマイチかなと思う。ラストのタイトル曲はちょっとハードコアよりな疾走曲で、録音のクオリティがあまりよろしくないのが残念。「The Return of the Filth Hounds」などのライブ音源でぜひ聴いて頂きたい激烈な1曲です。
![]() ■メンバー |
This Means War 1983年
1. Just like Something from Hell |
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3rdアルバム。元ホワイト・スピリットのミック・タッカー(G)が加入したことでバンドのサウンドに変化が出た。元々バンドが持つパワーとミック・タッカーが持つメロディセンスが合わさった事で楽曲の幅は広がると同時に正統派メタル色も強まった。
1曲目はいきなりシンセによるオープニングが始まるので、聴いてるの違ってるのかと思ってしまうが問題無くTANK節が始まる。作品全体的に見てツイン・ギター編成を活かしたギターソロもあっていいが、曲はまだまだ模索している感じで完成度がちょっとイマイチなものがチラホラ。次作と比べてしまうと霞んでしまうが外したくない1枚である。
当時の音楽シーンにマッチするサウンドに仕上がって好発進できるかと思いきや所属レーベルの力の無さでプロモーションがうまくいかず開店休業状態に陥ってしまったらしい。
![]() ■メンバー |
Honour & Blood 邦題「血まみれの栄光」1984年
1. The War Drags Ever On |
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4thアルバム。元チキン・シャックのクリフ・エヴァンスと、元ホワイト・スピリットのグレアム・クラーランが加入し、正統派メタル化もさらに進みタンク流のパワーメタルがここで完成。リフ良し、メロディ良し、捨て曲無しの間違いなく最高傑作です。だいぶモーターヘッド的な色が薄れたが力強さはそのままで、そこに英国らしい哀愁も合わさり聴き所も多くNWOBHMを代表する名作と言うにふさわしい内容です。このサウンドはちょっとサクソン的と言えるような暴走&哀愁メタルですね。
4曲目は女性ソウル歌手アレサ・フランクリンの曲を大胆にメタルにアレンジ。
バンドはこのあともビジネス絡みのトラブルによって活動停止・再開を繰り返す。その後さらにバンドが2つに分裂していったが、2023年にアルジー・ワードが死去したことで終止符が打たれた。アルジー・ワードのバンドは正にタンクといった内容で、ミック・タッカーとクリフ・エヴァンスのバンドはより正統派メタルとなっている。
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