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日本のロック
Pageant

Pageant (ページェント)

Information

関西のプログレッシブ・ロックバンド。中心人物の中嶋一晃がジェネシスのコピー・バンドとしてスタートしたが、キーボード奏者の永井博子(大木理紗)のボーカルが素晴らしいことに気付きと、彼女のボーカルをフューチャーするとともに彼女が持つデカダンスな世界観の詩・曲もバンドへ取り入れていった。

Pageant ページェント 螺鈿幻想

メンバー
中嶋一晃 (g, vo)
永井博子(vo, key)
宮武和広 (fl,ag)
長嶋伸行 (b)
引頭英明 (ds)

螺鈿幻想

1986年

1. 螺鈿幻想
2. ヴェクサシオン
3. 木霊
4. 夜笑う
5. セルロイドの空
6. エピローグ

1stアルバム。サウンドはちょっと一昔前という感じがあるが、独特な世界観と歌詞、そして圧倒的な永井のボーカルに引き込まれる。永井のデカダンスな世界観を演奏でうまく表現ができている点がやはり素晴らしい。

メロディックでプログレハードロックな「木霊」や「夜笑う」がなかなかインパクトあってよいが、どの曲も非常に濃く名曲揃いであると言っていいかと思う。あまりプログレというジャンルに当てはめないように、じっくりこの妖しくも美しく、そして読むと怖い歌詞も楽しんで頂きたい。

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Pageant ページェント 奈落の舞踏会

メンバー
中嶋一晃 (g, vo)
永井博子(vo, key)
山田 和彦 (b)
引頭英明 (ds)

3曲目のみ
宮武和広 (fl,ag)
長嶋伸行 (b)

奈落の舞踏会

1987年

1. 人形地獄 (1987 version)
2. 真夏の夜の夢
3. ヴォクサシオン (1987 v ersion)
4. 奈落の舞踏会 (Studio Live version)
5. 仮面の笑顔 (Studio Live version)
6. 木霊 (Studio Live version)
7. 人形地獄 (Live version)

スタジオリメイク音源とスタジオライブ音源を半々に入れた企画盤的な作品。2曲は1stアルバムの曲だが、出来が非常に良いので実質2ndアルバムと言っていい内容だと思います。CDでは7曲目に「人形地獄」のライブバージョンが追加収録されています。

「人形地獄」はメロディックな曲で、永井のボーカルはケイト・ブッシュ的な歌い方してるので、やはり彼女から大きな影響を受けているかと思われる。「真夏の夜の夢」は明るくポップな曲だが、歌詞は読むと怖い内容である。「ヴェクサシオン」は前半が1stアルバムのと違う歌い方であるので聴き比べてみるといい。この曲は永井のボーカルの表現力がよく光っていると思う。タイトル曲の「奈落の舞踏会」は一番プログレしてる曲で、途中ジャズになったりと圧巻の展開を聴かせてくれる。「木霊」はギターソロが終わった後に永井がケイト・ブッシュ風に英詩で歌ってるなと思ったらこれケイト・ブッシュの「James and The Cold Gun」とのこと。

Pageant ページェント 夢の報酬

メンバー
永井博子 (Vo,Key)
前野裕之 (G)
加島有三 (Key)
山田和彦 (B)
引頭英明 (D)
宮武和広 (Fl)
沓野行秀 (Per)

夢の報酬

1989年

1. 海の詩
2. グレイの肖像
3. アルカロイド
4. ラピス・ラズリ幻想
5. A FORGET-ME-NOT
6. パペチュアル・パーフェクション

リーダーだった中嶋が脱退後に制作された2ndアルバム。中嶋が脱退したことでサウンドはがらりと変わり、時代相応のちょっと洒落たポップス感があるものの幻想的・退廃的なとこはそのままである。中嶋の味のあるギターのほうが好みであるが、前野のテクニカルなギターもなかなか素晴らしい。作品の完成度はやはり高いのでこれもジャパニーズ・プログレの名作としてこれも語られるべきでしょう。

「海の詩」はダンサブルだがこのバンドらしい曲調。前野のギターがなかなか強烈である。「グレイの肖像」はプログレ色強い曲で、美しい歌メロや劇的展開をたっぷり聴かせてくれる。この作品の中では一番の名曲でしょう。「アルカロイド」はこれもページェントなのか?と疑問に思ってしまうようなダンサブルな曲。後半がちょっとスペクトラムの「サンライズ」みたいになってるのは意図的なんだろうか? 4曲目から6曲目まで美しく幻想的な曲が並ぶ。このあたりは安心して聴けるでしょう。

バンドはこのあと解散。永井は宮武がリーダーのプログレバンド「ミスターシリウス」に参加後、本名と思われる大木理紗に戻していくつかの映像作品などで歌っている。ファイナル・ファンタジーの曲に歌詞を付けた「FINAL FANTASY VOCAL COLLECTIONS」がそこそこ有名かと思うので、興味があればぜひ聴いて頂きたい。

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