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Banco Del Mutuo Soccorso (バンコ)
Information
イタリアのプログレッシブ・ロック・バンド、バンコ。クラシカルなハードロックにジャズ的な要素を加え、アヴァンギャルドな展開の曲を得意としてます。ボーカルのジャコモはバンドの顔で、暖かみのある力強いボーカルはインパクトがあります。
Banco Del Mutuo Soccorso 1972年 1. In Volo |
1stアルバム。パワフルなプログレ・ハード・ロックでクラシカルな面もあり、美しいメロディーも持っています。ジャズ的な要素もあり、テクニカルな演奏も素晴らしい。なんといってもこのバンドはジャコモおじさんの素晴らしい歌声でしょう。パワフルな声だが丸くて暖かみのある声が非常にいい感じです。
イタリアン・プログレを聴き始めるなら最初にこれを聴くといいでしょう。紙ジャケはオリジナルのジャケを再現した壷型の変形ジャケなので初めて見たときはちょっと驚きです。アナログ盤はこれより大きいからさらに驚くでしょう。
Darwin! 1972年 1. Evoluzione |
2ndアルバム。バンコの作品の中では一番難解な音を出す作品で、コアなプログレ・ファンから好まれているようです。ダーウィンの進化論を題材にしたコンセプトアルバム。曲の展開はクラシック的で演奏はジャジーといった感じで、映画のサントラを聴いてるかのような作風である。暗めで緊張感のある雰囲気は前後の作品と比べると異質だ。計算尽くされた目紛しい曲の展開はとにかく圧巻。これを最高傑作と言われても異論は無い。
Io Sono Nato Libero 邦題「自由への扉」1973年 1. Canto Nomade Per un Prigioniero Politico |
3rdアルバム。ほどよく難解でほどよくシンフォニック。個人的には最高傑作と言っていい内容です。扉の形をした変形ジャケは、紙ジャケでも再現されてます。
1曲目「Canto Nomade Per Un Prigioniero Politico」の曲の展開は凄まじい。シンフォニックな雰囲気でだんだん盛り上がっていき、中盤では荒々しいジャズ的な展開も。山有り谷有りの展開は圧巻です。「Non Mi Rompete」はアコースティック・ギターがメインの曲で、ジャコモのボーカルに非常によく合っている。単純な音はなく多彩なメロディを聴かせてくれます。「La Citta'Sottile」はジャズ的な曲でピアノがメイン。ミステリアスな雰囲気が漂っていて緊張感がある。「Dopo...Niente E'Piu'Lo Stesso」も緊張感があるメロディックでオペラ的な曲になっている。ピアノとシンセが絡み合うがごちゃごちゃしないでまとまってるとこは素晴らしい。後半の盛り上がりは最高で、手数足数多いドラムもいい。「Traccia II」はクラシカルなキーボード主体で、映画のエンディング的な展開の曲です。
No Palco 2003年 1. Prologo # 1 |
30周年記念コンサートを収録したライブ・アルバム。演奏はまったく衰えなくパワフルで、ジャコモおじさんのパワフル・ボーカルも健在だ。PFMのマウロ・バガーニといったゲストも迎えてる。曲の大半は70年代の作品なので非常に楽しめます。
1曲目のイントロに続き、プログレ・ハードの名曲と言える「R.I.P.」の怒濤な演奏はスタジオよりもパワフルで違った味わいがある。他にもスタジオよりライブのほうがすごくいいような曲がいくつかあったりします。このアルバムはバンコ初心者にも良さそうですし、ファンは必聴ですね。