MENU
更新履歴
-
- 2024/8/11
- Blue Cheer に2ndアルバム「Outsideinside」を追加
- 2024/08/03
- ハードロックに The Cult を追加
- 2023/07/06
- The Damned に「Live Shepperton 1980」を追加
- 2023/06/25
- Queen に「Live At The Rainbow '74」CD・DVD・Blu-ray を追加
- 2023/06/17
- ヘヴィメタルに TANK を追加
- 2023/04/16
- メロディアスハードに Survivor を追加
- 2023/03/25
- Laaz Rockit に「Taste Of Rebellion」を追加
- 2023/03/21
- 日本のロックにPageant を追加
- 2022/11/25
- 日本のロックに Spectrum を追加
- 2022/11/20
- Onslaught に「Sounds of Violence」を追加
- 2022/11/13
- ロックに Taste を追加
- 2022/10/31
- Kate Bush の「Never for Ever」を追加
- 2022/10/30
- サイトの改修を行いました
- 2019/2/17
- White Lion に「Fight To Survive」を追加
- 2017/4/30
- ロックに Black Widow、Grand Funk に「Closer To Home」を追加
スマートフォン版
SNS
Dead End (デッドエンド)
Information
日本のロック・バンド、デッドエンド。独特の世界観のHR/HMで後のロック・バンド(とくにヴィジュアル系と呼ばれるタイプ)に多大な影響を与えてます。
![]() ■メンバー |
Dead Line 1986年 1. Spider in The Brain |
---|
インディーズレーベルから発売された記念すべき1stアルバム。今まで中古CDが1万円以上するほどの価値が付き、再販されることなく幻の1stと言われてたがついにリマスターされ再販。初期はHR/HM色が非常に強く荒々しさがあるが、妖しげな世界観は既に出来上がってますね。インディーズ作品だが圧倒的な演奏力とカリスマ性には圧倒される。
独特の唱法と世界観を持ってるMORRIE、表現豊かなギターのYOU、強烈なバックはベースのCRAZY COOL JOEとドラムのTANO。TANOはこの後、病により脱退。元SABER TIGERのMINATOが加入する。
まず1曲目は少しNWOBHMからの影響を感じるストレートな曲で、DEAD ENDといったらこの曲と言う人は多い。2曲目もメタル的でなかなかヘヴィな疾走曲。なかなかアグレッシヴでカッコイイ曲なのだがMORRIEのボーカルはこのタイプの曲には合わないかと思う。4曲目では中盤のTANOのドラミングがとてもクールだ。6曲目はCOOL JOEのベースを前面に出しており、曲はグルーヴィー。ベースの主張がかなり聴き所です。7〜10曲目がけっこう独自性を感じさせる曲があり、このあたりがDEAD ENDらしいかと思う。
全体的にB級感漂ってますが、後の作品と違う個性がありますのでけっこう何回か聴きたくなります。聴けばなぜこれがとんでもない値が付いたか少し納得します。
![]() ■メンバー |
Ghost of Romance 1987年 1. Danse Macabre |
---|
2ndアルバム。1stよりは攻撃性が薄れたが、世界観を前面に押し出すことに成功している。完成度も高くなり非常に聴きごたえがあります。妖しい雰囲気が一番ある作品でダンサブルな面もあり、1stよりも聴きやすいかと思います。
![]() ■メンバー |
Shambra 1988年 1. Embryo Burning |
---|
3rdアルバム。HR/HM色はギリギリあるかないかと微妙だが、作品はクオリティが高く最高傑作と言っても良いでしょう。このアルバムはほんとクオリティが高いので、たぶん今でも通用するかと思います。
まず「Embryo Burning」はメロディックでDead Endらしい妖しげな雰囲気の曲。ギター・ソロはテクニカルなので聴き所です。「Junk」はヘヴィなミドル・テンポの曲でけっこうメタリック。これはけっこうカッコイイ。「Night Song」はメロディックで都会的なサウンドの曲。間奏でのベース、ドラムのちょっとしたプレイがすごくクール。「Serpent Silver」はぎりぎりメタルな疾走曲。泣きのギターも素晴らしいが、この曲ドラムが凄いと思う。「Psychomania」は緊張感漂ってるようなリフが印象的な曲。「Luna Madness」は幻想的な雰囲気が漂ってるメロディアスな曲。ギターのアルペジオやソロのメロディーがなかなか美しい。「Blind Boy Project」はエッジの効いたバッキング・ギターがなかなかかっこいい。ギター・ソロは様式美なメロディーで美しい。「Blood Music」はダンサブルなハード・ロック。洒落た雰囲気だがギターはけっこうハード。密かに良く出来てる曲だと思います。ラスト「I Can Hear The Rain」は哀愁漂うメロディックな名曲。泣きのギターは素晴らしいし、MORRIEの情熱的なボーカルも素晴らしい。この曲には非常に感動した。