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Dream Evil (ドリーム・イーヴル)
![]() ■メンバー |
Dragonslayer 2002年 1. Chasing The Dragon |
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スウェーデンの正統派ヘヴィメタル・バンド、ドリーム・イーヴルの1stアルバム。ハンマーフォール、イン・フレイムス、アーク・エネミーなどを手がけてきたプロデューサー、フレドリック・ノルドストローム(G,Key)を中心に結成。今はFIREWINDに専念しているガス・Gも参加している。
最近はテクニカルで高速なプレイが好まれているためか、ドリーム・イーヴルのようなスピードやテクニックで勝負しないバンドがつまらないという声がちらちらあるのがちょっと悲しい。ドリーム・イーヴルには重いリフと良質なメロディーが多いのでピュア・メタルのファンには最高のバンドの一つだ。
どの曲もシンプルなのだがパワフルでクオリティも高い。まずは1980年代的なミドル・ナンバー「Chasing The Dragon」「Save Us」はメロディックで非常に正統派な曲。「Dragonheart」「The Prophecy」「In Flames You Burn」の非常に熱くメロディックな疾走曲の格好良さは最高。ガッチリとしたサウンドは素晴らしいです。ガス・Gのテクニカルなギターはソロになるまで表に出さないのでヘヴィメタル本来の良さが出てると思います。ニクラスのボーカルは芯のある声でメロディーをしっかり歌い上げるタイプなので非常に良い。「Losing You」といったバラードでの泣きのメロディーも良くけっこう感動的です。正統派を愛する人はぜひこの作品を。
![]() ■メンバー |
Evilized 2003年 1. Break the Chains |
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2stアルバム。より正統派になったこのアルバムはリフで勝負してますね。どの曲もコンパクトなためかダレることなく、前作に続き全曲のクオリティが高い。ガス・Gのテクニカルなプレイも必見なのだが、それよりもニクラスの歌唱力や表現力が成長してると思いますのでそちらも注目して頂きたい。
「Break The Chains」はこれぞ正統派な1曲。ヘヴィでテンション高い3連符の曲でヘドバンせずにはいられない。タイトル曲「Evilized」のかなりヘヴィなサウンドで歌メロが非常にメロディアス。「Fight You 'Till The End」「Invisible」は1980年代的なメタルですね。ニクラスが熱く歌い上げる曲です。「Children Of The Night」も1980年代的なメタルなのだが、メロディーまでもが1980年代的なのでツボです。この哀愁メロディーには涙します。泣きのバラード「Forevermore」のメロディーも抜群。このアルバムは疾走曲は無に等しいが、捨て曲無しです。
![]() ■メンバー |
The Book Of Heavy Metal 2004年 1. The Enemy |
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ガス・G在籍時最後の3rdアルバム。毎回のことだが、テクニックよりもリフとメロディーを重視。この作品もシンプルなメタルで良質メロディーが満載です。前作はミドル・テンポ重視でしたが、このアルバムで疾走曲が復活してます。
「メタ〜ル!」の叫びで始まる「The Enemy」はストレートな疾走曲でイントロの時点で即ノックアウトです。このメロディックで素晴らしい疾走感はたまらない。「Into The Moonlight」はちょっとマノウォー的にドラマティックなミドル・テンポの曲。「Crusaders' Anthem」もドラマティックでメロディアスなミドル・テンポの曲。ミドル・テンポが続きますがやはりどの曲もクオリティが高いためとばすことはできない。もうひとつミドル・テンポでいい曲が「Tired」でこれも外せない。泣きのバラード「Unbreakable Chain」はノスタルジックな哀愁メロディーが素晴らしい。
ガス・Gが抜けた今でもこのバンドは見放せませんね。これからも良質なHMを作ってくれることに期待してます。