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Gentle Giant (ジェントル・ジャイアント)
Information
イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、ジェントル・ジャイアント。ロックにジャズ、フォークなど様々な要素を取り入れ、難解で実験的な曲を作っていたが、アメリカ進出にあたって、段々その要素は弱まっていきましたが人気を高めていきました。本国イギリスよりもヨーロッパで人気を博し、イタリアのプログレッシブ・ロック・バンドに多大な影響を与えました。
■メンバー |
Gentle Giant 1970年 1. Giant |
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1stアルバム。バンドの形はすでに完成されており、バンドの持ち味が十二分に発揮されています。クラシカルな要素やジャズ的な要素が散りばめられており、様々な展開を見せます。実験的要素はあるものの難解な感じはあまりしないので初心者でも安心して聴ける内容です。個人的にも非常に好きな作品です。
■メンバー |
Octopus 1973年 1. The Advent of Panurge |
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初期の名盤と言われる4thアルバム。それまで難解な音作りをしていたが、この作品からポップな要素も盛り込み、分かりやすい作風へと変わっていきました。全体的にまだまだ難解な音で初心者にはきついかもしれないが、完成度はなかなか高いのでじっくり聴くとおもしろいです。
「The Advent Of Panurge」はジャズ・ロックな曲だがシンプルでノリが良い。「Raconteur Troubadour」はヴァイオリンがメインのクラシカルな曲。「A Cry For Everyone」はヘヴィな曲だが、後半はフュージョン的でリズミカル。「Knots」は得意の複雑なコーラスによる曲。ボーカルを楽器のようにした実験的な要素がある。「The Boys In The Band」は名曲プログレ・ハード。スリリングでテクニカルな演奏で圧倒されます。
■メンバー |
In A Glass House 1973年 1. Runaway |
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5thアルバム。前作「Octopus」を発表してからシャルマン兄弟の一人、フィルが脱退。しかしバンドの勢いは止まることなく名盤を連発しました。勢い的にすぐ作られたこのアルバムはアメリカ市場を意識したのかポップな要素があるものの、バンドのイメージを壊さずにテクニカルなプログレッシヴ・ロックをやっている。今まで通り難解な音があるものの、すんなりと耳に入ってくる。
「Way of Life」やタイトル曲「In a Glass House」はノリが良く聴きやすくていい。ボーナストラックは「The Runaway/Experience」「In a Glass House」のライヴ音源で、「In a Glass House」ではジャズ・ロックに発展する部分が凄まじいです。
■メンバー |
The Power And The Glory 1974年 1. Proclamation |
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6thアルバム。名盤と名盤に挟まれて影が薄いアルバムとされてますが、これもかなり名盤です。前作はアメリカを意識して作ったため聴きやすいが、これはちょっと元に戻ったような気がする。実験的な要素が強く、聴いているのが忙しいぐらい凄いアルバムだと思います。
「Proclamation」はジェントル・ジャイアント流のポップな曲。どっから出てきたのか分からないような不思議なメロディーと忙しい展開で世界に引き込まれますね。「So Sincere」はジェントル・ジャイアントらしい実験的な曲で、ヘンテコなメロディーとジャズ的な演奏で不思議な世界観です。「Aspirations」は幻想的で穏やかな曲。エレピはジャズですね。「Playing The Game」はポップでコミカルなメロディーで聴きやすいほうでしょう。「Cogs In Cogs」はこれまたジェントル・ジャイアントらしい実験的な曲。複雑なメロディーだが英国的なロックの要素が若干あり、ノリの良い曲だと思います。「No God's A Man」はお得意のコーラスが炸裂。曲はコミカルでおもしろい。「The Face」はいろんなところから楽器が飛んでくるかのような曲。ドラムはリズミカルなのでノリが良い。ラスト「Valedictory」はギターとベースがユニゾンするヘヴィな曲。最後は凄まじくスピードアップ。
■メンバー |
Free Hand 1975年 1. Just the Same |
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7thアルバム。けっこうポップな作品だが、この作品もジェントル・ジャイアントらしくジャズ的な要素もあるテクニカルな演奏で不思議なメロディー満載です。いったいどこからそんなメロディーが出てくるのか?ていうのが次々と出てくるから面白い。ファンキーなリズムが多いのでノリが良く、初心者には聴きやすいでしょう。お得意のコーラスはこの作品では非常に美しく、メロディーは神秘的です。このアルバムはたぶん何回聴いても飽きないでしょう。