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Grand Funk Railroad
(グランド・ファンク・レイルロード)
Information
アメリカのハードロック・バンド、グランド・ファンク・レイルロード。4人編成になってからはグランド・ファンクと短く改名しています。レッド・ツェッペリンの前座で主役を蹴散らしたことや、雷雨の中で行われた後楽園球場での来日公演など伝説を残してます。
■メンバー |
On Time 邦題「グランド・ファンク・レイルロード登場」1969年 1. Are You Ready? |
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グランド・ファンクのデビュー・アルバム。既にバンドは完成しており、パワフルな演奏の曲が満載です。マーク・ファーナーのご機嫌なファズ・サウンドが時代を感じさせますね。ライブの定番曲「Are You Ready」「T.N.U.C.」「Into the Sun」などたくさんあるが、目玉はやっぱ名曲「Heartbreaker」でしょう。井上陽水がこの曲を基に「傘がない」を書いたことは有名。哀愁たっぷりのハードロック・バラードで、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」に匹敵するかもしれない。後半のテンポ・アップする展開が非常にかっこいいです。
■メンバー |
Grand Funk 1969年 1. Got This Thing on the Move |
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この2ndアルバムは1st「On Time」と並んで名盤と言われています。初っぱなからファズ・ギターとベースが唸ってて非常に良い。前半はノリノリの小粒なもので攻め、後半は「Paranoid」「Inside Looking Out(孤独の叫び)」といった強力な名曲が待ち受けている。「Paranoid」はとてもヘヴィなナンバー。気怠いミドル・テンポなのだがとてもパワフルで退屈しないしカッコいい。原曲がアニマルズの「孤独の叫び」はテンポを落としてグランド・ファンク流のヘヴィなロックになっていてインパクトが強いです。
■メンバー |
Closer To Home 1970年 1. Sin's A Good Man's Brother |
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前作から約半年(1stアルバムから約1年! )で発表した3rdアルバム。存在薄い作品かもしれないがダブル・プラチナムを獲得したアルバムで、ヘヴィなナンバーもあれば楽曲の幅を広げたと感じる新しい試みも聴けます。前2作も良いですが、トリオ編成時ではこれが最高傑作だと思います。
1曲目はファズ・エフェクターを使用したギターがなかなか強烈なヘヴィ・ナンバー。マークのソウルフルなボーカルが乗るとめちゃくちゃカッコイイ。時代の流れを意識してか、後半にちょっとだけジャジーなフレーズが出てくる点も面白い。
4曲目はエレクトリック・ピアノを主体としたロック・バラードで、しみじみする哀愁メロディがなかなか良いです。「Heartbreaker」とまではいかないが、これも名曲と言えるものです。
5、7曲目はゴスペルを入れており、5曲目はインストだが7曲目でのマークとの掛け合いは非常にマッチしている。イギリスのバンド、ハンブル・パイもコーラスグループを入れていたが、あちらはバンドの良さが薄まってしまっている。グランド・ファンクはバンドのサウンドを壊さずに入れてるから良い結果を得たと思います。
ラストは「I'm Your Captain」であるがタイトル曲でもある大曲。後半は映画のエンディングかのようにストリングスを混ぜ感動的に締めくくっている。ロックにオーケストラのサウンドを取り入れることは始まっていたので、そういう影響が少しあったのかもしれません。
いい曲あっても凄い名曲というわけでもないが、全曲通して聴くと凄く良い作品だと分かるはずです。やっぱラストの感動的な「I'm Your Captain」が決め手ですかね。
■メンバー |
Live Album 1970年 1. Introduction |
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「ツェッペリンをぶっ飛ばした」は大袈裟なコピーでなく、真実であることはこの「LIVE ALBUM」を聴けば分かる。パワー溢れる演奏や、哀愁のあるメロディーがGRAND FUNKの魅力。そして威力を発揮するのがやっぱライブである。スタジオより倍のテンションの演奏は圧巻です。最新のリマスターなら曲順が正しく変更されてます。アナログ盤は収録できる時間の制限があったため曲順を変えてあります。CDの旧盤もそれに合わせてあります。
■メンバー |
We're an American Band 邦題「アメリカン・バンド」1973年
1. We're an American Band |
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キーボードを演奏するクレイグ・フロストが正式に加入し、4人編成となった7作目。バンド名を短くGrand Funkに改名。プロデュースはトッド・ラングレンが担当。タイトル曲「アメリカン・バンド」が大ヒット。イントロの印象的なギターリフとキャッチーなサビで非常にインパクトのある曲です。この曲が大き過ぎて他が地味に聴こえてしまうが、よく聴けば他にもいい曲があります。「Black Licorice」はテンションの高い曲でグランド・ファンクらしいパワフルな曲。初期を感じさせるマイナー調の「The Railroad」もいい。タイトル曲が全体を押し上げてる気もするが、どれも悪くないです。
■メンバー |
Shinin' On 邦題「輝くグランド・ファンク」1974年 1. Shinin' On |
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リトル・エヴァのヒット曲「ロコモーション」をカヴァーしており、最近ソフトバンク携帯のCMに使われてますね。グランド・ファンクらしいパワフルなアレンジでかっこいいです。他はスリリングな「Gettin' Over You」、初期を思わせるようなヘヴィな曲「Little Johnny Hooker」なども聴き所。「ロコモーション」が大きい作品ですが、よく聴けばこれもけっこう傑作です。
■メンバー |
Caught In The Act 邦題「グランド・ファンク・ツアー ’75」1975年 1. Footstompin' Music |
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後期の集大成的なライブ・アルバムなので、ヘタなベストを買うよりもベストです。選曲が非常に良いです。名曲「ハート・ブレイカー」「アメリカン・バンド」「孤独の叫び」や、カヴァー曲の「ロコモーション」もあります。個人的には他のライヴのほうが迫力があると思うが、これも外せませんね。初心者には初期の土の臭いが強めなのよりはこちらが良いかもしれませんね。ピークは既に過ぎてたと思うが、やっぱライブでは素晴らしいバンドでしたね。