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Iron Maiden (アイアン・メイデン)
Information
イギリスのヘヴィメタル・バンドでNWOBHMの代名詞、アイアン・メイデン。攻撃的なギターリフと、メロディックなツイン・リードが特徴的で、ヘヴィメタルの基盤を築きました。パンク的な疾走感や、プログレッシブ・ロック的に展開するなど、様々なジャンルの影響を感じさせるものもあります。
■メンバー |
Iron Maiden 邦題「鋼鉄の処女」1980年 1. Prowler |
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デビューアルバムだが、今聴いても衝撃を感じるのはやはり凄い。1曲目「Prowler」はヘヴィメタルらしい疾走感とディアノのパンキッシュな歌い方が合わさった曲。ライヴの定番「Running Free」はシンプルでパワフル。ディアノが歌ってるほうが合いますね。「Phantom Of The Opera (オペラの怪人)」の展開にはゾクゾクし、メロディーの美しさには涙できる。「Transylvania」はマシンガンのようなリフの嵐のインスト曲。息のあったツイン・リード、パワフルなベースとドラムは快感。「Remember Tomorrow」「Strange World」といった甘いバラード系のセンスも光っている。ディアノの甘い声は意外に良い。ツイン・リードのかっこよさで「Aces High」に匹敵する「Iron Maiden」は個人的にはアイアン・メイデンのなかでは最強。この曲はやっぱディアノのほうが合いますね。
■メンバー |
Killers 1981年 1. The Ides Of March |
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デニス・ストラットンが脱退し、エイドリアン・スミスが加入。前作よりはちょっと落ち着いた感があるがその分完成度が増し、よりヘヴィに。アイアン・メイデンの中では一番ヘヴィな音じゃないだろうか?この後ポール・ディアノが脱退するが、今でも彼のボーカルが最高と思う人は多いですね。
「The Ides Of March」の美しいOPに続き、ディアノのパンク的なパワーが炸裂するミドル・ナンバー「Wrathchild」の流れは非常に素晴らしく、誰もが絶賛する。インスト曲「Genghis Khan」の曲の展開と、とてつもないパワーには圧巻。クライヴ・バーのパワフルで早送りな感じのドラムは最高です。初期のサウンドがヘヴィなのは、やはりこの方のおかげではないだろうか?「Purgatory」は疾走感たっぷりの曲で、お気に入りの一つです。メロディックなツイン・ギターとサビは最高です。速さならこの曲が最速になるのかな?パワー・メタルの一歩手前ですね。なぜかあまり評価されてない「Twilight Zone」は典型的なブリティッシュ・HR/HMなのだが、ノリの良いシャッフル・ビートでツイン・リードもメロディックでかっこいい。
■メンバー |
The Number Of The Beast 邦題「魔力の刻印」1982年 1. Invaders |
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ボーカルにブルース・ディッキンソンが加入し、よりメジャー感を増した作品。エッジの効いた曲が多いですね。前半は聴きやすい曲が集まってるが、アイアン・メイデンの魅力は後半からだろう。
名曲中の名曲で展開が素晴らしい「The Number Of The Beast (魔力の刻印)」はアイアン・メイデンの看板的な曲。続くブルースの声が光る疾走曲「Run To The Hills(誇り高き戦い)」も超名曲。この2つはライヴには欠かせない曲ですね。「Gangland(暗黒の街)」はレインボーっぽい疾走曲だと思う。とくにギターソロはそれっぽい。この疾走感はアルバム中一番好きです。「Total Eclipse」はあまり注目されてないがこの曲はドラマティックな展開があるなかなか素晴らしい曲です。これはじっくり聴かないともったいないです。そしてこのアルバムの中で一番大好きな曲「Hallowed Be Thy Name(審判の日)」の美しさと曲の展開の素晴らしさに涙する。終わりの曲にふさわしい刑場の歌だ。ここでのツイン・リードは絶品でそれが永遠に繰り返されても永遠に飽きないだろう。
このアルバムでドラムのクライヴ・バーが脱退。様々なバンドを渡り歩いていたが、多発性硬化症という病にかかり活動を停止。残念なことに2013年3月12日に56歳という若さでこの世を去った。
■メンバー |
Piece Of Mind 邦題「頭脳改革」1983年 1. Where Eagles Dare |
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ドラムがクライヴ・バーからニコ・マクブレインに交代。ニコはクライヴにパワーでは劣るが手数が多く、トリッキーなプレイを得意としてます。名盤と名盤に挟まれて地味な印象がちょっとあるかもしれないが、これを最高傑作と呼ぶ声も多い。硬派で重みのある曲が多く、クオリティはどれも高い。捨て曲無しですね。
二コのドラムが強烈な「Where Eagles Dare」、ドラマティックでメロディスな「Flight Of Icarus(イカルスの飛翔)」、クールな疾走曲「Die With Your Boots On(邪悪な預言者)」、イントロのツイン・リードが印象的な「The Trooper(明日なき戦い)」など重要な曲が多い。アイアン・メイデンの作品の中では非常に気に入ってる作品です。
■メンバー |
Powerslave 1984年 1. Aces High |
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世界的なバンドに押し上げた5thアルバム。非常に分かりやすくストレートな曲が多く、完成度は今でもこれが1番だろう。これでアイアン・メイデンが好きになった人は多いかと思う。
1曲目「Aces High(撃墜王の孤独)」はヘヴィメタルの名曲中の名曲と言える疾走曲。これ以上にかっこいいツイン・リードは無いかもしれない。1曲目と並びライブの定番「2 Minutes To Midnight(悪夢の最終兵器 絶滅2分前)」や、「Flash Of The Blade(殺意の閃き)」「Back In The Village」など攻撃的な曲が非常に印象に残るが、ドラマティックな展開を持つ「Powerslave」「Rime Of The Ancient Mariner(暗黒の航海)」も非常に魅力的だ。
■メンバー |
Live After Death (CD) 邦題「死霊復活」1985年 [Disc1] |
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スタジオ以上の迫力とテンションが楽しめるライブの名盤。まずは「撃墜王の孤独」「悪夢の最終兵器」の疾走曲。ブルースはあまり高い声出してないとこもあるけど勢いで許せるかな?この2曲だけでも聴く価値がすごくありますね。「鋼鉄の処女」「ランニング・フリー」など初期の名曲がブルースの声で聴けるのもいい。完璧でない部分もあるがこれが100%のアイアン・メイデンでしょう。現在は2枚組CDが出てるのでそちらをおすすめします。
■メンバー |
Live After Death (DVD) 1985年 [Disc1] |
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名ライヴ「Live After Death」の映像版がDVD化し、ボーナス映像も追加されました。ライヴは絶頂期の1985年カリフォルニア、ロング・ビーチ・アリーナでの公演。若々しく力溢れる演奏と巨大なエディのセットは最高です。ボーナス映像はこのツアーについてメンバーが語った映像と、ドキュメンタリー映像、質はあまり良くないが85年のリオでの観客の熱気溢れるライブ映像、83年のテキサスでのインタビュー、「撃墜王の孤独」「悪夢の最終兵器」のプロモが観れます。200分を超える映像なので盛りだくさんです。映像で観るとまた違う感動が得られますね。
■メンバー |
Maiden Japan 1981年
1. Wrathchild |
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1981年の初来日公演を放送用にサウンドボードで録音されたお宝ライヴ音源です。場所は5月24日の中野サン・プラザ。もちろんボーカルはポール・ディアノで、ドラムは今は亡きクライヴ・バー。この音源はいろんなタイトルで出回ってる海賊版と同じかと思われますが、素晴らしい音質で荒々しくパワフルな演奏が聴けるのでファンには涙ものです。
海賊版には入ってない曲が1曲「I've Got The Fire」(別音源?)が入ってます。他に詳しい情報が少ないので、WIKIで調べると英語版で少し出てきます。レコード版は4曲入りEPで発売されたことがあるみたいです。ジャケットは2種類あり、もうひとつのバージョンは首を切り落としたディアノの頭をエディが掴んでる絵です。
CDに戻りますが、とにかく勢いありまくりで、疾走曲なんかもスタジオ盤より速い。曲によってはスティーヴ・ハリスのベースの音が大きいが、これは嬉しい人もいるでしょう。音が乱れる箇所がありますが、ちょうど観客の声だけの部分だったのでセーフ。このライヴ音源は「死霊復活」よりも最高だと思います。
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