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更新履歴
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- 2025/06/12
- Pretty Maids に3rdアルバム「Jump the Gun」を追加
- 2025/05/10
- 日本のロックに Harimau を追加
- 2025/04/21
- プログレッシブ・ロックに Clear Blue Sky を追加
- 2025/03/29
- Judas Priest に4thアルバム「Stained Class」を追加
- 2025/03/14
- ハードロックに Slade を追加
- 2025/03/03
- SPECTRUM に「SPECTRUM 6 / SPECTRUM FINAL Budoukan Live Sept. 22,1981」のレビューを追加
- 2024/08/11
- Blue Cheer に2ndアルバム「Outsideinside」を追加
- 2024/08/03
- ハードロックに The Cult を追加
- 2023/07/06
- The Damned に「Live Shepperton 1980」を追加
- 2023/06/25
- Queen に「Live At The Rainbow '74」CD・DVD・Blu-ray を追加
- 2023/06/17
- ヘヴィメタルに TANK を追加
- 2023/04/16
- メロディアスハードに Survivor を追加
- 2023/03/25
- Laaz Rockit に「Taste Of Rebellion」を追加
- 2023/03/21
- 日本のロックにPageant を追加
- 2022/11/25
- 日本のロックに Spectrum を追加
- 2022/11/20
- Onslaught に「Sounds of Violence」を追加
- 2022/11/13
- ロックに Taste を追加
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Millenium (ミレニアム)
![]() ■メンバー |
Angelfire 1999年 1. Nations [Instrumental] |
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ラルフ・サントーラが率いるアメリカのバンド、ミレニアムの2ndアルバム。前身のEYEWITNESSから発展していったバンドで、ドラマティック、かつ叙情的なメロディアスハードで高い評価を得てます。
まず「Shaman」は哀愁メロディーの洪水が恐ろしいほど押し寄せる超名曲。トッド・プラントの素晴らしい歌唱力と、ラルフのヘヴィかつメロディックなギターが神秘的だ。これほどメロディーの優れた曲はなかなか無い。完璧すぎて初めて聴いたとき鳥肌がすごく立ちました。
「Beyond The Pain」はギターリフがマイケル・シェンカーの影響を感じる。これまたすばらしい哀愁メロディーが聴ける曲だ。続く「Until The End Of Time」「Angelfire」も哀愁メロディーがたっぷりなので参ってしまう。「Heaven Sent」で天国へ着いたといったところだろうか。ギターソロのメロディーが素晴らしすぎて涙が出てしまう。この素晴らしいメロディーはいったいどこから出てきたのだろうか?。
ここで「Julia」の優しさの漂うメロディーのバラードで落ち着きを取り戻す。トッド・プラントの伸びやかな声が非常に素晴らしいです。「Bound For Glory」でようやくストレートなハードロックになるのだが、こういうのもメロディーがしっかりしている。「Run」は唯一の疾走曲で、TENやボブ・カトレイでやりそうな壮大な雰囲気の曲だ。この曲もメロディーが素晴らしすぎて感動できる。ラルフのテクニカルかつメロディアスなギターは最高過ぎる。「Remember」はゴスペルでトッド・プラントの素晴らしい歌声だからこそできた曲だろう。
後半も質の高いハードロックだが、最高のメロディアスハードが続いたためインパクトに欠ける。このアルバムは奇跡と言っていいほど素晴らしいです。
![]() ■メンバー |
Hourglass 2000年 1. Power to Love |
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3rdアルバム。残念なことにトッド・プラントが脱退したが、新たに加入したのは実力派シンガーのヨルン・ランデでした。ヨルンは当時はまだ無名に等しかった存在でした。前作は叙情的なメロディーの美しい作品でしたが、この作品では産業ロック寄りで明るい曲が主です。
まず「The Power To Love」は明るいメロディーの疾走曲。ヨルンのハイトーンなボーカルが素晴らしく、ラルフのテクニカルでメロディアスなギターも光っている。曲の展開がプログレ的でドラマティックです。キャッチーな曲「Wheels Are Turning」を挟んでタイトル曲「Hourglass」は正統派HR/HMな曲。ヨルンのボーカルが非常にパワフルです。「Superstar」は産業ロック的でポップだが哀愁のあるメロディーもある。「I Will Follow」はややブルージーなバラードでボーカルとギターも渋い。これがなかなかいい曲です。「Masquerade」は前作のような叙情メロディーのハードロック。これ聴くともっとこういう曲をやってほしかったと思う。この曲の終わりの数十秒後はシークレット・トラックで、JEFFERSON STARSHIPの曲「Jane」。いい曲なのでちゃんと切って入れて欲しかったですね。
この作品は前作よりはインパクトは無いが、これもなかなかクオリティの高い作品です。産業ロックな感じが好きな方はこちらを。
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