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Nocturnal Rites (ノクターナル・ライツ)
Information
スウェーデンのヘヴィメタル・バンド、ノクターナル・ライツ。結成当初はデスメタル・バンドだったらしいが、メロディック・パワー・メタルに路線変更。初期はハロウィンをベースにしたパワー・メタルだったが、ボーカルの交代と同時に現代的なヘヴィメタルにサウンドを変えた。現在もサウンドをじょじょに変えつつクオリティの高い作品を出し続けてます。
![]() ■メンバー |
Tales of Mystery and Imagination 1997年 1. Ring of Steel |
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2ndアルバム。ボーカルがアンダース・ザックリソンの時代は3rdが名盤とされてるが、曲はこの2ndのほうが好みとする者は多い。真似な部分が多いがメロディーはノクタらしく良いものが多いです。完成度はちょっと低いが、メロパワ好きな人は必ず気に入ると思います。
まずはハロウィン節的な「Ring Of Steel」はクラシカルな面もあって良いが、バンドはまだ未熟なためインパクトが弱い。しかし曲はなかなか素晴らしいですね。「Test Of Time」はアイアン・メイデンのようなイントロだが、哀愁のあるミディアム・テンポの曲。北欧らしい透明感のある曲でなかなか素晴らしい。「Lost In Time」はこれはとてもアイアン・メイデン的な疾走曲で、北欧的によりメロディックにした感じがとてもいい。ツイン・リードやサビのメロも最高ですね。「The Vision」はクラシカルでメロディックな曲。イントロのギターが奇麗でいいが、サビメロはハロウィン入っている感じだ。「Change The World」は若干ポップな疾走曲で明るい雰囲気の曲。サビがキャッチーで覚えやすく、クラシカルなプレイもあるのでこれはなかなか素晴らしい。「End Of The World」はイングヴェイ的な疾走曲で、メロディーはノクタらしく耳に心地良い。「The Curse」はツイン・リードが美しい曲だが、正統派的で若干地味な曲かもしれないが好きなタイプの曲です。ボーナストラックの「Burn In Hell」は疾走感たっぷりの曲で、あと一歩な感じだったためかボーナストラック扱いなのでしょう。
![]() ■メンバー |
The Sacred Talisman 1999年 1. Destiny Calls |
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3rdアルバム。前作より楽曲のクオリティが上がり、オリジナリティも増してますがまだまだハロウィン節が多いです。疾走曲も多いので、メロディック・パワー・メタルが好きな人の間ではすごく評判がいいです。このアルバムをノクタの中では一番の名盤と呼ぶ人は多い。
「Destiny Calls」「Ride On」などの疾走曲はまあまあオリジナリティがあるが、「Hold On To The Flame」はかなりハロウィン節。3連譜の「Free At Last」もサビがハロウィン節。「Unholy Powers (Night Of The Witch)」は疾走感のあるギターと1980年代的なメロディーがなかなかいいです。
![]() ■メンバー |
Afterlife 2000年 1. Afterlife |
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4thアルバム。ハロウィンっぽいバンドから現代的なパワー・メタルへの変貌は確かに戸惑うかもしれない。前作のタイプを非常に好む人が「Afterlife」でがっかりするのは良く分かるが、これを駄作としてはいけない。ヘヴィなサウンドの中にもメロディックな部分はけっこう残っていますし、なかなか聴きごたえがあります。
1曲目「Afterlife」は非常にヘヴィで驚くが、曲はとてもメロディック。ジョニーのボーカルは前ボーカルより歌唱力がある。「Wake Up Dead」「The Devil's Child」なども歌メロが良くジョニーのボーカルが光りますね。全体的にかなりヘヴィで重苦しい雰囲気があるが、メロディーの良さは失われてないのでいい作品です。
![]() ■メンバー |
Shadowland 2002年 1. Eyes Of The Dead |
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ヘヴィ路線を押し進めた5thアルバム。サウンドは前作より引き締まっていて、楽曲の完成度は増している。「Eyes Of The Dead」は正統派らしいサウンドで、メロディーはとても北欧的。この作品の色を決定づけてる曲です。タイトル曲「Shadowland」はサビのメロディーが力強くなかなかインパクトがある。パワー・メタルな「Revelation」「Vengeance」はちょっと印象に残りづらいかも。この作品はとくに捨て曲は無く完成度も高いので、ヘヴィ路線の最高傑作だと思います。
![]() ■メンバー |
New World Messiah 2004年 1. New World Messiah |
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6thアルバム。ハロウィン路線が若干戻ってるような気がする。大きな前進はないものの、良質なメロディーが豊富なので良い作品です。
タイトル曲「New World Messiah」はヘヴィだが、前作よりもメロディックな疾走曲。「Avalon」はサビがハロウィン的でキャッチーなメロディーの疾走曲。ドラマティックなパワー・メタルの「Awakening」なんかはこのアルバムのなかでは一番いい出来ではないだろうか?。前作の曲のような「Break Away」はこれぞ正統派と言える曲でパワフルかつドラマティック。メランコリックな「The Flame Will Never Die」はサビのメロディーがなかなか美しい。「Nightmare」はこれまた前作に入っていてもおかしくない正統派な曲で、終曲に相応しい。メロディアスでジョニーのパワフルな声が光る。ボーナストラックの「Another Storm」はインペリテリがやりそうな感じで80年代的な曲なのでノクタにしては珍しいかな?。
![]() ■メンバー |
Grand Illusion 2005年 1. Fools Never Die |
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7thアルバム。良質なメロディーが詰まっているものの、ちょっと決定打に欠けるかもしれない。大半がミドル・テンポでパワー・メタルを好む人にはちょっと退屈かもしれないが、前作よりもメロディアスなのは確かです。
![]() ■メンバー |
The 8th Sin 邦題「第八の罪」2007年 1. Call out to the World |
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8thアルバム。メタルから若干メロディアスハード寄りになったかと感じさせられる。パワー・メタル的なものはないが曲が非常にメロディアスになり、ジョニーの歌唱力が非常に活かされている。
1曲目の「Call Out To The World」のサビがなかなかキャッチーで看板的に目立つが、どの曲もクオリティーが高くメロディーがほんとに素晴らしい。ハイライトはピアノのみをバックで歌う「Me」でしょう。非常に美しいバラード曲で、ジョニーの声に鳥肌が立ちます。この作品は間違いなく名盤ですね。