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Saxon (サクソン)
Information
イギリスのヘヴィメタルバンド、サクソン。NWOBHMを代表するバンドのひとつでバイカーをテーマにした曲が多く、バイカーズ・バンドとも呼ばれています。硬派でパワフルなHR/HMが魅力です。
■メンバー |
Saxon 1979年 1. Rainbow Theme |
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サクソンのデビューアルバム。このファーストアルバムはサクソンの意外な面と、後の作品に劣らない疾走曲が楽しめる十分名盤と言えるものだと思います。
バイカーズ・バンドとも呼ばれているが、意外にも1曲目はミドル・テンポの曲。「Rainbow Theme」「FROZEN RAINBOW」はメロディアスでウェットなサウンドの曲。ドラマティックでなかなか素晴らしい名曲だと思います。
後のサクソンらしさがあるのは後半から。まずは「Stallions Of The Highway」はライヴでも定番な疾走曲で、ツイン・リードのリフがかっこいいです。シンプルでインパクトのある「Backs To The Wall」は最高のハード・ブギーでこれもライヴの定番。途中の曲調が変わるとこにはいつもゾクゾクします。続く「Still Fit To Boogie」も疾走曲でこれもシンプルだがこれまたライヴの定番で盛り上がる曲。ラストの「Militia Guard」はドラマティックな曲でプログレ的な展開があり、これは隠れた名曲でしょう。
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■メンバー |
Wheels Of Steel 1980年 1. Motorcycle Man |
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英国バイカーズ・メタルのイメージを定着させた2nd。1stより勢いが増し、「Motorcycle Man」「Machine Gun」など疾走曲が増えていて、聴いてるとスピードを上げたくなるような気持ちにさせてくれます。
ミドル・テンポの曲もインパクトがあり、定番曲「Wheels Of Steel」のギター・リフは重みがあってかっこいい。隠れがちな「Stand Up And Be Counted」は個人的にお気に入りのシャッフルビートの曲。ライブでの定番曲が多い作品ですので、重要なアルバムの1つです。リマスター盤にはデモ音源やライブ音源などボーナス・トラックが追加されてます。
■メンバー |
Strong Arm Of The Law 1980年 1. Heavy Metal Thunder |
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初期の名作であり、ピークでもある3rdアルバムです。サクソンは初期のころはハードロックとヘヴィメタルの間のような感じですが、3rdは正にヘヴィメタルといった作品です。リマスター盤にはデモ音源やライブ音源などボーナス・トラックが追加されてます。
1曲目はヘッドバンカーのアンセムとなった「Heavy Metal Thunder」は超名曲の疾走ナンバー。続く「To Hell and Back Again」と中盤の「20, 000 Feet」もスピード感ある名曲です。ヘヴィなリフと疾走感でライブでは定番曲になっています。タイトル曲の「Strong Arm of the Law」はミドル・テンポのメタリックなロックン・ロール。この曲のギターリフはすごく印象的で、聴いたら絶対頭から離れません。
■メンバー |
The Eagle has Landed 1982年 1. Motorcycle Man |
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サクソンの初期の集大成であるライヴ・アルバム。なんといっても全曲が名曲で埋め尽くされた最高のHMのライヴ・アルバムである。NWOBHM系の中でこれほど素晴らしいライヴ・アルバムはなかなか無い。ぜひこのパワーにぶっ飛ばされて頂きたい。
定番疾走曲「Motorcycle Man」はモーターの音とともに幕を開けるので非常に熱過ぎる。続く人気の高い哀愁曲「747 (Strangers In The Night)」でさらに盛り上がる。スタジオより疾走感がある「Princess Of The Night」、ミドル・ナンバーの定番で名曲「Strong Arm Of The Law」もテンション高く、スタジオ以上の迫力だ。ヘヴィ・メタルのアンセム「Heavy Metal Thunder」「20,000 Feet」にはもう圧倒。スタジオの薄い音と違ってやっぱライヴの音は分厚いので非常に重みがあります。そしてやはり高いテンション。
「Strong Arm Of The Law」と並ぶミドル・ナンバーの名曲「Wheels Of Steel」も非常にテンションが高い。一緒にWheels Of Steelと叫びたくなる。後半はリフがかっこいい密かに名曲の「Never Surrender」、最後は暴走系「Fire In The Sky」と「Machine Gun」をメドレーにして繋げ、興奮が頂点のまま終わる。
■メンバー |
Crusader 1984年 1. Crusader Prelude |
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6thアルバム。アメリカナイズドな曲があるためかなり過小評価されてるが、サクソンらしいサウンドはたくさん残ってます。気になる点がいくつかあるが、けして駄作でないのでSAXONファンは聴くべし。
サントラ的なOPから始まり、タイトル曲「Crusader」は英国らしいドラマティックなミドル・テンポの曲。1stの「Rainbow Theme」から「Frozen Rainbow」のような哀愁あるメロディーで名曲です。「A Little Bit Of What You Fancy」はドタバタなハードブギー。サビはアメリカ的だが勢いがあっていい。「Sailing To America」はサクソンらしくない軽い曲だが、出来は悪くないメロディアス・ハードな曲。「Set Me Free」はスウィートのカヴァー。原曲をもっとNWOBHMなノリにしており、けっこう疾走感たっぷりです。「Bad Boys」はハイウェイ・スター的なノリの曲でサビはアメリカ的だが悪くない。「Do It All For You」はプログレ・ハードっぽい曲で、メロディアスで英国的な雰囲気が漂っている。「Rock City」はアメリカ向けの曲だが、これはアメリカ向けの前に曲があまり良くないと思う。「Run For Your Lives」もアメリカ向けだが、これはちょっとまし。
■メンバー |
Unleash The Beast 1996年 1. Gothic Dreams [Instrumental] |
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80年代中盤からアメリカ進出を意識した作品を作っていき、支持を落としていったが活動はずっと続けていました。この作品でHR/HMなサクソンが完全復活。
1曲目のイントロが終わり2曲目の「UNLEASH THE BEAST」は珍しくパワーメタルなサウンドでビックリするはず。「Bloodletter」はすごくジューダス・プリーストっぽいサウンドです。ミドル・テンポの曲はやっぱサクソンらしいという感じがします。非常に良い作品ですのでぜひ聴いて頂きたい1枚。
BBC Sessions/Live At Reading Festival '86 1998年 1. Backs To The Wall |
BBCの「フライデイ・ロック・ショウ」の音源と、1986年のレディング・フェスティバルの音源を合わせた貴重な音源集。BBC音源では他のライブ音源とは違う生々しい音で聴けます。
名曲がずらりと並んでおり、どれもやはりスタジオ以上にパワフル。「The Eagle Has Landed」のような完成度は無いものの、サクソンのライブ音源が1つでも多く聴けるのは非常にうれしいです。
■メンバー |
Metalhead 1999年 1. Metalhead |
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近年は秀作をいくつか出していて新作が出るたびに注目されるようになったと思うのだが、その中であまり目立ってないような作品が一つ。「Metalhead」はサクソンの作品の中では最もHMな作品で、サウンドはどれもヘヴィで雰囲気は非常に重苦しく冷たい空気も漂ってるような気もする。
まずタイトル曲「Metalhead」で鉄でぶん殴られたかのような衝撃を与えてくれる。ミドル・テンポでインパクトのあるギターリフ。ビフが珍しくハイ・トーンかな。メロディックな「Conquistador」は一番オススメな曲。疾走曲「All Guns Blazing」もギターリフかっこいいし、このアルバムの中では一番サクソン的。珍しく大作な「Sea Of Life」はメロディックなミドル・テンポの曲。これは名曲なので一番聴いて頂きたい曲。
■メンバー |
Lionheart 2004年 1. Witchfinder General |
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この作品ではドラムに最強の助っ人ヨルグ・マイケルが参加してます。NWOBHMを代表するバンドの中では勢いをまったく失っていない。このアルバムは間違いなく名盤です!
まずは1曲目「Witchfinder General」からぶっとばされるだろう。非常にパワフルでヘヴィな疾走曲で驚く。タイトル曲「Lionheart」は英国らしい哀愁あるメロディーと展開で非常に素晴らしい。「To Live by the Sword」は3連符のヘヴィな曲。「Heavy Metal Thunder」を思わせる曲で非常にかっこいい。
■メンバー |
The Eagle Has Landed III 2006年 [Disc 1] |
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サクソンの名ライヴ・シリーズ第3弾でCD2組と盛りだくさん。ライヴ・アルバムとしての完成度は名盤の第1弾に劣るが、相変わらずの最高の演奏なのでファンは必聴。大音量で聴いて家を揺らすべし。
CD1は初期の作品中心のもので、選曲が良い意味でマイナーな曲ばかりだ。ブリティッシュらしいシャッフル・ビートの「Stand Up And Be Counted」、メタリックな疾走曲「To Hell And Back Again」、同じくメタリックな「Warrior」、賛否両論のアルバムのタイトル曲「Crusader」などが聴けるのは非常にうれしい。さらに1stの名曲「Frozen Rainbow」が聴けるのは最高だ!。哀愁漂うドラマティックな曲で、泣きのギターがたまらない。鳥肌立ちまくりだ。
CD2は最近の曲中心でほとんどは「Lionheart」からの選曲。これまたスタジオ以上に迫力があっていい。「the Return」から「Lionheart」で始まるのは最高ですね。「To Live by the Sword」の間に「Unleash The Beast」入れて「To Live by the Sword」に戻るメドレーはかっこいい。やっぱサクソンは今の英国の中では最高のメタル・バンドだと思う。