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更新履歴
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- 2023/03/25
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- 2022/11/25
- 日本のロックに Spectrum を追加
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TNT
Information
ノルウェーのバンド、TNT。トニー・ハーネルのハイトーンなボーカルと、ロニー・ル・テクロのメロディアスで変態的なギターによる明るく爽やかなハードロックが魅力です。初期はキャッチーな曲が多く、メロディー派な方には非常におすすめです。
![]() ■メンバー |
Knights Of The New Thunder 1984年 1. Seven Seas |
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2ndアルバム。ボーカルにアメリカ人シンガー、トニー・ハーネルを迎え、バンドは一気に北欧らしいバンドに変化。このアルバムは後の作品と比べると完成度は低いかもしれませんが個人的に非常に気に入ってる1枚です。ジャケ絵はオリジナルのほうがいいと思います。
「Seven Seas」は静けさのある雰囲気で哀愁のあるメロディーがなかなか素晴らしい。これぞ北欧と言えるような透明感もまたいいです。「Ready To Leave」はメタル的な疾走曲だが、サビは透明感のあるメロディアスなメロディー。ロニー・ル・テクロのギター・ソロもいい感じに適度に変態的。「Klassik Romance」のクラシカルなインストを挟んで「Last Summer's Evil」はアメリカ的なノリのちょっとダンサブルな曲。「Without Your Love」は子守り歌かのような非常にソフトで美しいバラード。この曲で何度寝たことか。「Thor With The Hammer」はNWOBHM的な疾走感のある曲。ギターやメロディーが非常に英国的です。「Break The Ice」はアメリカ的なハード・ロックだがサビのメロはいいですね。「U.S.A.」は縦ノリのハード・ロックで80年代らしい曲。単純で分かりやすい曲です。「Deadly Metal」は正統的なヘヴィ・メタルの疾走曲。曲的にちょっと普通なのでもうちょっとインパクトがあれば名曲ですね。なかなかカッコイイです。「Knights Of The Thunder」はちょとヴァイキング的で北欧らしい感じがします。ちょっとMANOWAR入ってるかな。ラスト「Eddie」はボーナストラック曲で、1stの曲のリメイクです。静けさが漂うバラード曲でメロディーはなかなか美しい。
![]() ■メンバー |
Tell No Tales 1987年 1. Everyone's a Star |
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3rdアルバム。前作からさらにクオリティが上がり、雰囲気はポップになった。個人的にはこのアルバムは3番目ぐらいの位置付けです。人によって好き嫌いが分かれるかもしれません。
「Everyone's A Star」はちょっとアメリカ的なハード・ロック。メロディーはけっこういいけどサビが個人的にはあとちょっとな感じ。「10,000 Lovers (In One)」は美しく透き通ったメロディーの雰囲気からサビは弾けた感じのハード・ポップに。TNTらしいと言える素晴らしい曲です。「As Far As The Eye Can See」も適度に哀愁、適度にポップでTNTらしいハード・ロック。「Sapphire」はロニー・ル・テクロの変態ギター・インスト。イングヴェイ並み、もしくはそれ以上に強烈なクラシカルなプレイは必聴。「Child's Play」はなかなか美しいバラード曲。サビはちょっと突き抜けてない感がある。「Listen To Your Heart」はけっこうポップな曲でちょっと軽過ぎるような気がする。「Desperate Night」はこれはメタル寄りで北欧らしい哀愁が漂ってていいが、サビがちょっとつまらないかな。「Northern Lights」はこれは非常に美しいバラード。哀愁と泣きのメロディーは最高ですね。透明感のある雰囲気はこのアルバムの中では最高なんじゃないでしょうか?。ラスト「Tell No Tales」は度肝を抜くパワー・メタル。トニー・ハーネルのヒステリックなボーカルは凄まじくて恐ろしい。ロニー・ル・テクロの変態ギターはこれまた強烈。こういう路線のアルバムも作れたんじゃないかな?
![]() ■メンバー |
Intuition 1989年 1. Nation Free (Intro) |
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4theアルバム。前作でポップな方向に向かいさらに押し進めた感じのこの作品。メロディーの良さは前作以上に良く、完成度も高いので最高傑作とされてます。
「A Nation Free」のゴスペル風の美しいイントロに続き「Caught Between The Tigers」はダンサブルでノリの良い曲。ロニー・ル・テクロのテクニカルなギターやトニー・ハーネルのハイトーンを活かしつつパワフルなボーカルも良くいい出だしです。「Tonight I'm Falling」はソフトでポップな曲。哀愁もあるメロディアスなメロディーでサビはとても耳に残る。「End Of The Line」は美しいメロディーのバラード。TNTのバラード曲の中では最高かもしれない。
タイトル曲「Intuition」は名曲で最高のハード・ポップ。メロディアスでキャッチーなサビは一度聴いたら耳かは離れない。「Forever Shine On」はギターのリフがヘヴィだが、曲はなかなかメロディアスで、サビのメロがこれも良い。「Learn To Love」は軽めなハード・ポップ。適度な哀愁も良い。「Take Me Down (Fallen Angel)」は「Intuition」に似た雰囲気だが完成度はそこまでいかないがメロディアスで輝きのあるハード・ポップです。ラスト「Wisdom」は非常に哀愁があるがちょっと重いかな?。ハーモニックなギターとコーラスが美しいバラード曲です。
![]() ■メンバー |
All The Way To The Sun 2005年 1. Too Late |
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トニー・ハーネル在籍最後となった作品です。やや原点回帰した作品で、楽曲のクオリティも高いので。トニー・ハーネルはこの後脱退し、SHYのトニー・ミルズが加入。二人とも元のバンドに戻らないかなとずっと思ってます。
まず1曲目「Too Late」はTNTらしいメロディアスな曲。「Seven Seas」のような若干メタルの入った感じが良いですね。「A Fix」は現代的でヘヴィな曲だが若干哀愁のあるサビのメロで助けられてる。「Driving」はポップでなかなかメロディアスだがあともう一歩かな。「Me And I」はヘヴィでまあまあメロディアス。これはいい曲だと思います。「Sometimes」はバラード寄りの曲で、これはメロディがなかなか良くてTNTらしさがあると思います。
「What A Wonderful World」はルイ・アームストロングの名曲で、TNTなりにアレンジされていてトニー・ハーネルのボーカルが非常に美しいです。「The Letter」はこれはなかなかいい曲で、哀愁がけっこうあり曲調も80年代的にも感じる。「Black Butterfly」はギターがけっこうヘヴィで雰囲気も重いがけっこうかっこいい曲になってると思う。「Save Your Love」はTNTっぽさは無いが曲は良い。不思議なメロディーのギターがとても印象的。ラスト「Ready To Fly」は名曲と言えるんじゃないかな?哀愁メロディーと適度にヘヴィなギター。サビはけっこうぐっとくる。ボーナストラック「Get What You Give」は雰囲気は思いがメロディックで悪くない。