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更新履歴
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Trace (トレース)
Trace 邦題「トレースの魔術」1974年 1. Gaillarde |
オランダのプログレッシブ・ロック・バンド、トレースの1stアルバム。トリオ編成でクラシック音楽を取り入れたテクニカルなキーボード・ロックです。トリオ編成のキーボード・ロックというとEL&Pを思い浮かべるが、このバンドの音楽性は同国のFOCUSに近い気がする。
曲はクラシカルなロックやハード・ロック、ジャズなどに次々と忙しい感じで発展していく。次作と比べて荒削りだがその分、勢いがあってパワフルです。この作品はブリティッシュ・ハード・ロックが好きであれば十分聴ける内容なので、気軽に聴ける痛快なプログレッシブ・ロックです。
Birds 邦題「鳥人王国」1975年 1. Bourre |
2ndアルバム。前作と同じくクラシック音楽を取り入れたテクニカルなキーボード・ロックで、ハード・ロックやバロック調だったり、あとジャズになったりとユニークです。ジャズ調の曲の中にもクラシックの曲が隠れてたりとちょっと面白いです。オルガン、チェンバロ、シンセ、メロトロンといろいろ使い色鮮やか。
「King-Bird」は20分以上の大曲で、EL&Pなノリでクラシカル・ロックを展開します。ドラマチックで壮大なとこもあるが、重くなり過ぎず適度にポップで気持ちよく聴ける。アルバム全体チェンバロの音が印象に残り、前作のブリティッシュ色強い作品とちがってヨーロッパ的ですね。
White ladies 1976年 1. Legend, Pt.1 |
3rdアルバム。トレースの最後のアルバムで、オランダに古くから伝わる物語をテーマにしたコンセプト・アルバムです。ハードロック色は後退しましたがトレースらしさはそのままで、オーケストラを導入してますのでよりクラシカルな雰囲気になっています。
前2作はテクニカルでパワフルだったが、この作品ではコンセプト・アルバムということで調和のため控えめ。賛否が分かれるかもしれないが完成度は高いです。トレースとしてでなく、リック・ヴァン・ダー・リンデンのソロとして聴くのが良いでしょう。
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