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Foreigner (フォリナー)
Information
イギリス人とアメリカ人が混在するバンドで、初期はハード・ロック、プログレ・ハード色なバンドだったが、1980年代に入るとキーボードをメインにした産業ロック的な方向へと変わる。実力者揃いなためデビュー当初から話題と人気を集めた。
■メンバー |
Foreigner 邦題「栄光の旅立ち」1977年 1. Feels Like The First Time |
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いきなりヒットした1stアルバム。発表される前から話題になっていたようで、300万枚を売り上げ早々にトップ・バンドに上り詰めた。当時流行り始めてたプログレ・ハードや、メンバーにイアン・マクドナルドがいる影響からかプログレ的な曲が多く、完成度もなかなか高い。
まず1曲目はシンプルで分かりやすいメロディックなロック。シンセの音色が濃くなる中盤からの盛り上がりがとてもいい。2曲目はアメリカン・プログレな曲で、哀愁のあるメロディーや厚いコーラスがなかなか美しい。3曲目は今度はイギリス的な響きのプログレ曲。アコースティックサウンドとシンセサウンドとの絡みが良く、メロディーは叙情性たっぷりで美しい。5曲目はイントロは地味だが展開がなかなか素晴らしく、後半の泣きのギターソロがちょっと聴き所。7曲目は叙情曲で、この曲のサビでのルー・グラムの声がぐっとくる。8曲目はイギリス的でちょっとヘヴィな曲だが、メロディーには哀愁があり展開もプログレ的。ここでもルーの声が素晴らしい。ラスト10曲目はこれぞプログレ・ハードと言うような曲。イギリス寄りな曲調で叙情性のあるメロディーと緊張感のある展開が素晴らしい。
■メンバー |
Double Vision 1978年 1. Hot Blooded |
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2ndアルバム。バンドの作品の中では一番ヘヴィな音だと思います(ヘヴィ・ロックとまではいかない)。全体的に目立つ曲が少ないかもしれないが、トータルのクオリティは前作以上だと思います。
1曲目は縦ノリの曲で、ライブのほうがヘヴィで勢いがあってかっこいい。2曲目は叙情メロディーな曲で、ちょっとABBAっぽいサビのメロディーがなかなかいい。3曲目はAORな響きのバラード。サビはとてもアメリカっぽく典型的だと思います。4曲目はアメリカン・プログレな感じでAOR的でもある。爽やかなメロディーと厚いコーラスがなかなか良い。タイトル曲の6曲目はけっこうヘヴィなサウンドだが、サビはAORな響きのメロディー。なかなかかっこよくて、これもライブ音源があればきっとスタジオ音源より良いかと思います。7曲目はキーボードを前面に出したプログレ的な曲で、インスト曲になっている。9曲目はヘヴィなギターと中世的な響きのキーボードとの絡みが良い。メロディアスなハードロックでプログレ的でもある。この曲は名曲でしょう。ラスト10曲目もアメリカン・プログレな感じで哀愁のある曲になっている。やや地味な曲かもしれないがボーカルのソウルフルな声がとても良い。
■メンバー |
Head Games 1978年 1. Dirty White Boy |
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3rdアルバム。ベースにエド・ガリアルディに替りリック・ウイルスが加入。この作品を最後にイアン・マクドナルドとアル・グリーンウッドが脱退。シンプルでタイトな曲が多くどれも悪くないが、どこか少しパッとしない。初期の作品の中では人気は低いほうかもしれませんが、けっこう良い曲がありますので外せませんね。
1, 3, 5曲目あたりはライヴで聴けたらぜったい盛り上がるでしょう。2曲目はフォリナーらしい叙情シャッフル・ビート曲。タイトル曲の6曲目は名曲でしょう。サバイバーの曲のような哀愁漂うハードロックが素晴らしい。8曲目は叙情メロディーたっぷりのバラード曲。メロディーが素晴らしいが、フォリナーにしては雰囲気が暗い。10曲目はこのアルバムで唯一プログレ・ハード的な曲。こういう曲が出てくるともっとあればいいなと思ってします。
■メンバー |
4 1981年 1. Night Life |
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1500万枚売上げた大ヒット作の4thアルバム。キーボードを前面に出した80年代らしい都会的なサウンドに変化してますがバンドらしさは失われていません。バンドの方向性が若干変わったが完成度は高く最高傑作と言えます。
まず1曲目はノリの良いロックン・ロール。2曲目はフォリナーらしいメロディックなハード・ロック。若干プログレ・ハード的でもあり、曲の展開も良くなかなかカッコイイ。3曲目は叙情メロディーの名曲。ソウルフルなルーのボーカルが素晴らしい。4曲目も続けて名曲と言える。今までに無い透明感溢れるバラード曲。甘いメロディーに甘い声は美しくて素晴らしい。6曲目は80年代らしいエレクトリックで洒落た曲。YESの「ロンリー・ハート」が好きならちょっとオススメ。7曲目はヘヴィな曲で、名曲とまではいかないがメロディーは良く、ルーのボーカルは力強くて圧倒される。9曲目はブルー・オイスター・カルトがやりそうな影のあるバラード系ロック。気落ちしそうな雰囲気の曲だがメロディーは美しく素晴らしい。
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