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Kansas (カンサス)
Information
アメリカのプログレ・ハードを代表するバンド、カンサス。初期は非常に英国的なサウンドだったが、作品を出すにつれメロディーを前面に押し出すようになり、独自のサウンドを作り上げました。アメリカらしいメロディアスなプログレッシブ・ロックです。
■メンバー |
Kansas 1974年 1. Can I Tell You |
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1stアルバム。これが1stだとは思えないなかなかのクオリティと思うのだが、既にバンドの方向性が確立されており、ツイン・ギター、ツイン・ボーカル、ツイン・キーボードで厚く熱い。
ブリティッシュ・ハード・ロックからの影響が強く、とくに「Belexes」や「Death Of Mother Nature Suite」はヘヴィだ。「Journey From Mariabronn」や「Apercu」などのドラマティックな曲は後の名曲に通ずる曲の展開やメロディーがある。このアルバムが20年たってやっとゴールド・ディスクをとったらしいです。これが原石なのか?宝石だろう。
■メンバー |
Song for America 1975年 1. Down the Road |
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2ndアルバム。まだブリティッシュ色が強く、カンサスの作品の中では一番プログレ色の強いアルバムになっている。後の作品に隠れがちになっているが、これも間違いなく名盤です。
「Down The Road」はブリティッシュ色の強いアップテンポの曲で、バイオリンがギターなどとユニゾンしつつ目立っててインパクトがあります。10分の大曲「Song For America」は壮大なイメージがあるが、カンサスらしいポップな曲です。曲の展開やメロディーも素晴らしく、名曲のひとつですね。「Lamplight Symphony」もやや長めの曲で、幻想的な雰囲気で哀愁のあるメロディーが素晴らしい。中盤からの展開にはけっこうゾクゾクする。ラストの大曲「Incomudro-Hymn To The Atman」も同様な曲で、終盤のテンポアップな展開など聴き所が多い。
■メンバー |
Leftoverture 邦題「永遠の序曲」1976年 1. Carry On Wayward Son |
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プログレ・ハード名盤中の名盤4thで、バンドが完成の域に達した作品です。名曲「Carry On Wayward Son」がヒット曲。メロディックで適度にハード、適度にプログレです。ほかもブリティッシュ的なハードロックをベースにアメリカらしい明るさと哀愁たっぷりのメロディーの曲が満載。どれもほどよくプログレなので誰もが気軽に聴けます。難しいことは一切考えないで美しいサウンドに酔うべし。頭の中に刻まれるメロディは永遠の宝です。
■メンバー |
Point Of Know Return 邦題「暗黒への曳航」1977年 1. Point Of Know Return |
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「永遠の序曲」に並ぶ名盤の5th。今度はアコースティック・ギターによるバラード曲「Dust In The Wind」が大ヒット。前作同様な作風でクオリティが高く捨て曲なし。若干ポップ度が上がったかなと思える。
■メンバー |
Power 1986年 1. Silhouettes in Disguise |
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カンサスの復活作で、スティーヴ・モーズ (G) を迎えた10thアルバム。ヴァイオリン奏者がいなくなってしまったのでカンサスらしさは減少。しかし良質なメロディーは健在でモーズを迎えたことでパワーも衰えることなく題名通りパワーを感じさせる作品です。
「Silhouettes In Disguise」はなかなかヘヴィなモーズのギターだが80年代らしいメロディアスなアメリカン・ハード・ロック。随所でモーズのテクニカルなギターが光る。「Power」はカンサスらしいプログレチックな曲。「All I Wanted」はサビのメロディーがなかなか素晴らしい。「We're Not Alone Anymore」はモーズのギターが印象に残るポップな曲。「Musicatto」はこれもカンサスらしいプログレチックな曲。インスト曲になっており、曲の展開も良く変わってない面もあることはうれしいでしょう。「Taking In The View」はフォークナンバー。ちょっと幻想的でいい感じです。
このアルバムは捨て曲無くなかなか完成度高いアルバムです。80年代のカンサスはちょっと注目されてないのでこの良さをぜひ知ってほしいです。
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■メンバー |
In The Spirit Of Things 1988年 1. Ghosts |
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11thアルバム。この作品ではかなりAOR寄りになるが、カンサスらしく良質なメロディーが豊富です。モーズのギターは前面に出てないが随所でテクニカルなプレイが聴ける。バンドに溶け込んでいますね。ほとんどがスローな曲で前作のようなインパクトは無いかもしれない。人によっては物足りなさを感じるかもしれませんが、完成度はなかなか高いです。このアルバムは隠れた名盤と言ってよいかも。
まず始め「Ghosts」はバラード曲と珍しい。なかなかの泣きのメロディーで悪くない。「One Man, One Heart」もバラード系でこれはメロディーがなかなか素晴らしい。メロディーに哀愁がありこのアルバムの中ではトップかな。中盤から終盤にかけてAORな曲がずらっと並ぶ。「Rainmaker」はバラードから一転、モーズのギターにより緊張感のあるロックに。オペラ調の曲でこれはなかなか素晴らしいですね。
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