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Tommy Bolin

Tommy Bolin (トミー・ボーリン)

トミー・ボーリン Teaser

Teaser

1975年

1. The Grind
2. Homeward Strut
3. Dreamer
4. Savannah Woman
5. Teaser
6. People, People
7. Marching Powder
8. Wild Dogs
9. Lotus

後期ジェームス・ギャング、後期ディープ・パープルを渡り歩いたギタリスト、トミー・ボーリンのソロ・アルバム。このアルバムがきっかけでディープ・パープルに加入することになる。そのためリッチー・ブラックモアとよく比較され、まともに評価されないこともあった。

まずこのアルバムは参加者がすごい。後にTOTOを結成するドラマーの故ジェフ・ポーカロ、パーカッションをジェネシスのメンバーであるフィル・コリンズ、ジェフ・ベックとの共演で有名なシンセ/ピアノのヤン・ハマー、サックスはスティーヴィー・ワンダーやデイヴィッド・サンボーン、などなど。そしてプロデューサーはデイヴィッド・フォスターだ。後に活躍される方々がこんなにも大勢いることからトミーがミュージシャンの間で評価されてたことがよく分かる。

1曲目「The Grind」は持ち味のファンキーなリズムでサウンドはなかなかヘヴィな曲。しっとりとしたメロディーもあり、ギター・ソロもきまってる。トミーの歌はうまくなくても自信のサウンドによく合っている。「Homeward Strut」はジェフ・ベックのようなフュージョン系の曲。デイヴィッド・フォスターのシンセが分厚いが、トミーのギターは埋もれることなく素晴らしいプレイを聴かせてくれる。「Dreamer」はデイヴィッド・フォスターのピアノの美しい響きとトミーの甘い歌声が非常に素晴らしいバラード。「Savannah Woman」はボサノバ風ロック。大人の雰囲気たっぷりで、ここでのトミーのギタープレイは最高なものを聴かせてくれる。表現豊なのでずっと聴いていたのだが、曲が短いのが残念だ。「People,People」はレゲエ調の曲でまた幅広い一面を見せてくれる。「Marching Powder」はジャズ・ロックなインストで、トミーのテクが炸裂。ジェフ・ベックよりもワイルドなプレイを聴かせてくれます。「Wild Dogs」は中期ツェッペリンがやりそうなメロウなロック。スライド・ギターの響きが非常に心地良い。ラスト「Lotus」はハードなギターが入るものの、穏やかで落ち着いた感のある曲。フェード・アウトがなんかもの凄く寂しい。このアルバムはトミー・ボーリンの魅力がすべて詰まっている作品で、捨て曲無しのこれぞ名盤と言える作品です。

当時のロック・ミュージシャンにありがちの破滅的な生き方のため25歳という若さでこの世を去りましたが、残された作品は永遠の輝きを放ち続けるでしょう。

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Billy Cobham, Deep Purple, James Gang

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