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Deep Purple (ディープ・パープル)
Information
イギリスのハードロック・バンド、ディープ・パープル。英国ハードロックの代名詞であり、ヘヴィメタルの基盤を築いたバンドでもあります。初期はジョン・ロードが主導権を握っていて、オーケストラと共演したりとプログレッシブ・ロック的な方向性だったが、リッチー・ブラックモアが構想するハードロック路線を1度だけ作ることジョン・ロードが許し、結果「ディープ・パープル・イン・ロック」がヒット。以後ハードロック路線で進みました。現在、ギターにはスティーヴ・モーズが加入。メンバーチェンジしつつも現在も活動中です。
■メンバー |
In Rock 1970年 1. Speed King |
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4thアルバムで最初の名盤。ディープ・パープルのスタジオ作品の中では一番ヘヴィな曲が多い。まずはヘヴィな名曲「Speed King」はサウンドよりもイアン・ギランのシャウトが強烈。「Bloodsucker」は1曲目が強烈過ぎて隠れがちになってしまうが、これも非常にヘヴィです。ライブの定番曲で大曲の「Child In Time」はプログレッシブ的な展開の曲。中盤の壮絶なインプロヴィゼーションは何回聴いても興奮する。ここまでのインパクトが非常に強過ぎて、あとはちょっと地味に聴こえてしまうがどれもヘヴィで英国らしいハードロックです。
■25th Anniversary Edition
アニバーサリー・エディションはリマスター音源だけでなく、未発表曲やリミックス曲がいくつか収録されてます。「Speed King」は通常盤では削られてるイントロのインプロヴィぜーションが加えられてる。このバージョンはアルバム「24カラット」でしか聴けませんでした。ボーナストラックに「Speed King」のピアノ・バージョンやリミックが入ってるが、これはとくに良いという感じはしなかった。ボーナストラックの目玉は未発表曲の「Cry Free」と「Jam Stew」。「Cry Free」はディープ・パープルっぽくない感じがするが、荒々しく攻撃的な曲です。「Jam Stew」はインスト曲でけっこうスリリングな演奏ですが、おまけ程度ですね。この2つは完成度低いが悪くない曲です。「Black Night」がシングル・バージョンが収録されてますが、リミックスされてるのも入ってます。リミックス版はシングルでスカスカになった音質が改善されて音が良くなってます。さらにフェードアウトで終わらず最後までしっかり入ってるのも嬉しいですね。
■メンバー |
Fireball 1971年 1. Fireball |
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5thアルバム。名盤と名盤に挟まれて地味な印象を受けるが、これも重要です。「Fireball」はシンプルな疾走曲で1980年代ヘヴィメタルの原型的な曲。ちょっとFREEっぽい曲の「No No No」が密かにいい。ややソフトでクールな曲です。他は印象に残りにくいが勢いが感じられます。
■25th Anniversary Edition
「Strange Kind Of Woman」がリミックスされており、音が良くなってよりヘヴィになってます。通常のバージョンは収録されてません。他のリミックスはあまり差が感じられませんでしたが、興味の有る方は聴き比べてみてはどうでしょう。未発表曲やシングルB面の曲は名曲とまではいかないが、なかなか面白い音源です。
■メンバー |
Machine Head 1972年 1. Highway Star |
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6thアルバムで名盤中の名盤。ギターキッズの多くが練習のために弾くこととなる「Highway Star」はHR/HMのお手本的曲。「Smoke on the Water」は誰もが耳にする定番曲。フランク・ザッパが居なかったら、そして火事というアクシデントが無かったら生まれなかった名曲です。これもギターキッズの多くが最初に練習する曲ですね。
一番の聴き所は「Lazy」かもしれない。歌がちょっと入ってるだけで大半がインスト。ジャジーで非常にクール。日本のヘヴィメタル・バンド、ラウドネスの前身バンド、レイジーの名はこの曲から取っている。
■25th Anniversary Edition
すべての曲をロジャー・グローヴァーがリミックスしてます。ドラムが前面に出てるのでオリジナルより迫力があります。Quadrophonic Mixは4チャンネル・バージョンを2チャンネルにミックスしたものです。
■メンバー |
Live In Japan 1972年 1. Highway Star |
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第2期の名ライブ・アルバム。「Highway Star」や「Lazy」のスタジオ以上のテンションには圧倒される。「Strange Kind Of Women」でのボーカルとギターの掛け合いはライブならでは。ひとつの聴き所です。
レコーディング機材はバンド側から持ち運ばれる予定だったが、それが不可能だったため日本製のレコーディング機材を使用。バンドは日本製の機材を過少評価してたが、持ち帰ったテープを聴いて、録音の出来の良さに驚いたらしい。さすがMade In Japanかな?。
■メンバー |
Made In Japan 1998年 [Disc1] |
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名ライブ・アルバム「Live In Japan」の海外版の2枚組。CDは独自のリマスターで音質良く音の分離もいいです。2枚組だが2枚目の収録曲数が少ないのが残念。かなり余ってます。完全版となる3枚組のCDもありますが、音質は「Made In Japan」が一番とのことです。
■メンバー |
Burn 邦題「紫の炎」1974年 1. Burn |
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8thアルバムで第3期のスタート。ボーカルにデヴィッド・カヴァーディル、ベースにグレン・ヒューズが加入。1曲目「Burn」は「Highway Star」と並ぶ疾走曲の名曲。インパクトのあるイントロのギターリフや、クラシックのフレーズを取り入れたメロディーはその後のHR/HMに多大な影響を与えている。リッチー・ブラックモアが結成するレインボーでも演奏される「Mistreated」はミドル・テンポの名曲のひとつで、泣きのギターが美しい曲です。
■30th Anniversary Edition
リミックス版は抜けの良い音になってるが、その分、低音が削れてるので人によっては通常のほうを好むかもしれません。
■メンバー |
Stormbringer 邦題「嵐の使者」1974年 [Disc1] |
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9thアルバム。デイヴィッド・カヴァデールやグレン・ヒューズの音楽性(ソウルやファンク)の意向が高まっていたため、作品はファンキーでバンドらしくない曲が多い。ハードロック志向のリッチー・ブラックモアはこの作品を最後にバンドを脱退することになる。
リッチーらしい曲はタイトル曲「Stormbringer」(名曲!)と「Lady Double Dealer(嵐の女)」はギリギリセーフかな?とこれぐらい。あと哀愁のあるソウル・ミュージックな「The Gypsy」と、名バラードと言える「Soldier Of Fortune」もなかなか良い。
らしくない曲は多いものの、ディープ・パープルとして聴かなければけっこういい曲は多いし、カヴァデールとヒューズのボーカルの絡みが前作より良くなっている。駄作にするのはもったいないので隠れた名盤と言いたい。
■35th Anniversary Edition
CDとDVDオーディオの2枚組仕様となっています。ボーナストラックはグレン・ヒューズによるリミックス。どれもヒューズが好きそうなものしか取り上げてないのであまり嬉しくないボーナスです。DVDオーディオは5.1chになってると思うのだが、その環境が無いので聴いてません。聴ける環境がもしできたらレビューしたいと思います。
The Very Best Of Deep Purple 2000年 1. Hush |
初心者にぴったしのベスト・アルバム。バンドの代表曲が大体収まってます。RHINOレーベルによるリマスターなので、明瞭な音になってます。
■メンバー |
In Concert '72 (2012 Remix) 2014年 1. Introduction |
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既に発表されてる2枚組「In Concert 1970/1972」のDisc2と同じ1972年のBBC音源を2012年にリミックスしたものです。最初はアナログ盤だけで発売されたがCD化もされた。音がガラッと変わっており、クリアーでよりライヴ感が増したミックスで迫力がある。
曲順が当時のライヴと同じになるように「Smoke On The Water」の位置が変更。あと「Maybe I'm A Leo」のサウンドチェックがおまけで付く程度でボリューム感に欠けるが音は素晴らしいので既に持っていても買う価値があります。
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