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Yngwie J. Malmsteen
(イングヴェイ・マルムスティーン)
Information
スウェーデンのギタリスト、イングヴェイ・マルムスティーン。ディープ・パープルやレインボーのように、ロックにクラシック音楽の要素を取り入れたスタイルを押し進め、ネオクラシカルHR/HMというジャンルを確立。ギターをバイオリンのように弾くために身につけた高速でテクニカルなギタープレイに多くの人が驚愕しました。
![]() ■メンバー |
Rising Force 1984年 1. Black Star |
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衝撃のデビュー作。この作品が最高傑作だと言う人は少なくなく、イングヴェイがどのアルバムよりも思いを詰め込んだような感じがすごく伝わってくる。ほとんどがインストですが、最初から最後まで耳が離せません。ネオクラシカルという言葉に興味を持ったらまずは絶対これという作品ですね。
オープニングの「Black Star」に続き名曲「Far Beyond The Sun」の流れは最高すぎる。バイオリンのようなサウンドを奏でる独自の奏法は誰が聴いても衝撃受けるはずです。2曲ジェフ・スコット・ソートが歌ってるのがあるが、悪くはないが統一感が無くなるような気がする。けど「As Above, So Below」は好きです。
![]() ■メンバー |
Marching Out 1985年 1. Prelude |
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2ndアルバム。ジェフ・スコット・ソートが本格的に参加した作品で歌ものになったが、イングヴェイのギターは押されること無く主張している。前後の作品と比べると地味な印象があるが、非常に硬派な雰囲気がありヘヴィでけっこう玄人受けしてるみたいです。
疾走曲「Anguish And Fear」は密かに凄くカッコイイ。イントロのクラシカルなリフや、イェンス・ヨハンソンのキーボードとのバトルは鳥肌もの。続く「On The Run Again」もけっこうツボ。シンプルな正統派ヘヴィメタル的な曲調がすごくいいです。さらに「Caught In The Middle」はこれまたカッコイイ疾走曲。弾きまくりのギターとキーボードはこれまた凄い。どうやらこのアルバムはいい曲が後半に寄り過ぎてるような気がする。
![]() ■メンバー |
Trilogy 1986年 1. You Don't Remember, I'll Never Forget |
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3rdアルバム。ボーカルには超ハイトーンなマーク・ボールズが参加。サウンドはイェンス・ヨハンソンのキーボードが前面に出ており、前作までの暗めな雰囲気は無いですね。非常にメロディアスな曲が多く、マークとの相性も抜群。
「You Don't Remember, I'll Never Forget」は泣きのバラード系の曲で、それぞれが主張するかのようにとてもゴージャスな感じがします。続く疾走曲「Liar」はレインボーのような曲調で歌メロもそれっぽい。メロディアスな「Queen In Love」はサビが非常に印象に残る曲でこれもいいですね。
中盤から硬派なHR/HMになるが、ちょっと印象に残るものがない。曲は悪くないが、もうちょっとギターが主張してくれたら良かったかな? このアルバムは初期の作品の中ではけっこう評価が高く、初心者にはこのあたりが入りやすいかと思います。
![]() ■メンバー |
Odyssey 1988年 1. Rising Force |
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4thアルバム。3rdアルバム発表後、車で事故を起こし重体となり手に後遺症が残ったが、なんとか克服し復活。この作品ではボーカルに元レインボーのジョー・リン・ターナーを起用。作品は事故の影響で派手なプレイが減った分、楽曲のクオリティが上がっている。ターナーのキャラを生かすようなメジャーなメロディーの曲があったりと初心者には聴きやすい。人気の高い作品ですが、密かに賛否両論なアルバムです。
トップを飾る「Rising Force」は非常にシンプルな疾走曲だがメロディーはそれまでの疾走曲よりメロディーがすごくいい。ギター・ソロはちょっと痛いが曲はほんと完璧だ。珍しくポップな「Heaven Tonight」は聴く人を選ぶかもしれないが、こういうキャッチーなものもあってもいいかもしれない。(イングヴェイはこの曲が嫌いらしい)
「Riot In The Dungeons」は正統派HMなミドル・テンポの曲。この作品の中では一番熱のこもったプレイだと思う。「Deja Vu」では珍しくワウ・ペダルを使ったプレイが聴ける。曲はよくあるリフのプレイだが、歌メロがすごく印象的で頭に非常に残る。「Crystal Ball」はメロディアス・ハードな曲でジョーのボーカルに合った曲で歌いっぷりも素晴らしい。ギターのメロディーもなかなか美しく、泣きのプレイがすごくいいです。「Now Is The Time」もメロディアス・ハードな曲で、イングヴェイにしては異色な曲だがこのサビメロはかなり好きです。
「Faster Than The Speed Of Light」は後半にあるためかあまりスポットが当たらないが、なかなか弾きまくりの疾走曲で、疾走感たっぷりのカッコイイ曲です。
![]() ■メンバー |
Eclipse 1990年 1. Making Love |
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5thアルバム。ボーカルには元マディソンのヨラン・エドマンを起用。非常に艶やかな声はイングヴェイにぴったしです。作品は前作の路線を突き進めた感じでメロディアスハードに近い感じがするが、前作より統一感があり完成度も高いです。
「Making Love」はこれぞ北欧といった感じの透明感のある曲だが異色かな?。「Bedroom Eyes」は珍しくアメリカンでブルージーな曲。「Save Our Love」はヨランのボーカルが美しい哀愁たっぷりのバラード。ヨランはバラード歌わせたらもう最高ですね。「Motherless Child」は疾走曲だがヨランのボーカルはとても綺麗。曲はシンプルでメロディーが良く、イングヴェイのプレイは程よい主張で聴きやすい。「Devil In Disguise」はヘヴィな曲だがメロディーが良く、これもヨランの声にマッチしている。「Judas」は哀愁たっぷりのちょっとクサめのメロディーがなかなか美しい曲です。続く「What Do You Want」も同じような感じに。「Demon Driver」は後半のため隠れがちだが疾走曲の名曲の一つだと思います。ちょっと弱いけどけっこう正統派サウンドなとこがいいですね。
![]() ■メンバー |
The Seventh Sign 1994年 1. Never Die |
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7thアルバム。ボーカルにオブセッション、ラウドネスなどでの活動を経た歌うマーシャル・アンプことマイク・ヴェセーラを起用。イングヴェイのプレイは荒々しいですが、作風は正統派HR/HMに戻ったとこは素晴らしい。
まずはシンプルでイングヴェイらしい疾走曲「Never Die」で幕を開ける。華やかな曲ではないがストレートでパンチが効いてます。「Meant To Be」「Forever One」などメロディックな曲は哀愁あってなかなかいい。
タイトル曲「Seventh Sign」はイントロのクラシカルなメロディーが素晴らしく、サビは一緒に歌いたくなるメロディーで名曲と言える曲です。「Crash And Burn」は名疾走曲の一つで、歌うマーシャル・アンプと言われてるマイクのボーカルが発揮できる曲です。これを聴いてノックアウトされた方は多いはず。
関連アーティスト
Alcatrazz, Madison, Obsession, Ring Of Fire, Silver Mountain, Steeler, Talisman